12月
#3 リバーサイド東京

第3回目に切り取るのは「リバーサイド東京」。東京の「今」を感じるため2つの川沿いの街に注目。
前編:目黒川から中目黒、後編:隅田川から蔵前。同じ東京でも全く別の顔を持ち、川沿いで進化し続ける2つの街に現在気鋭のクリエイターとしても注目されている、秋山率いる芸人”ロバート”が訪れた。
<出演者>
ロバート

第5回 前編:リバーサイド東京 中目黒 12月1日放送

目黒川・中目黒

長さおよそ8km、世田谷から目黒、品川を流れる目黒川。この川は都内屈指の桜の名所として知られ、およそ3.8kmの両岸には800本のソメイヨシノが植えられている。
近年変化をとげてきた中目黒は代官山と隣り合い、都心へのアクセスが良いことから、おしゃれに敏感な人たちが集まってくる街と言われている。目黒川沿いを中心にハイセンスなカフェなどが軒を連ね、ナカメカルチャーが誕生した。

MUSIC 「カセットテープ専門店 waltz」

デジタルで音楽を聴くようになった昨今、あまり触れることがなくなったカセットテープに新たな価値を見出しカルチャーとして確立したお店。また、カセットテープだけでなく70年~80年代の貴重なラジカセなども販売している。トップクリエイターをはじめ、ミュージシャンがお忍びで通う“アナログの聖地”。

FASHION 「古着屋 JUMPIN’JAP FLASH」

17年前の開店当時、中目黒には古着屋が数店舗しかなく“中目黒古着界のパイオニア”的な存在。毎月アメリカで買い付けをし、こだわりのビンテージ商品を多く取り揃えている。流行を問わない自分のお気に入りが必ず見つかるお店。

CAFÉ 「喫茶店 三丁目コーヒー屋」

創業39年の昔ながらの純喫茶。昭和の香りを残し平成の終わりを見届ける喫茶店。コーヒーの香りと、どこか懐かしい雰囲気に身をまかせ、タイムスリップしたような空間へ誘う地元の方に愛されつづける名店。

第6回 後編:リバーサイド東京 蔵前 12月8日放送

隅田川・蔵前

東京湾に注ぐ全長23.5kmの一級河川・隅田川。江戸時代、輸送の大動脈として人々に親しまれた川。東京の夏の風物詩・隅田川花火大会の会場として今もその魅力は衰えない。
隅田川沿いで発展した蔵前は、近年古くなった建物や倉庫をリノベーションした店が増加。伝統とモダンが共存する街並みは、“東京のブルックリン”と呼ばれている。

CAFÉ&GOURMET 「LEAVES COFFEE APARTMENT」

厩橋のすぐそばにあるコーヒースタンド。世界で2~3%しか流通していないスペシャルティコーヒー豆を使用。素材が持っている個性を最大限に引き出す浅煎りの焙煎方法を用い、コーヒー豆が持つ本来の果実味や花のような甘い香り、そして透明感のあるすっきりとした後味を表現する。

CAFÉ&GOURMET 「ハンバーガーショップMcLean」

LEAVES COFFEEに併設しているこのお店は、活気づく蔵前でアメリカンスタイルの本格的なグルメバーガーを提供するバーガースタンド。

FOOD 「天ぷら蔵前いせや」

創業46年。東京近海で獲れた新鮮な海鮮に衣をまとわせ、ゴマ油を多めにブレンドした油の中で揚げる江戸前天丼を提供する。お店の名前を冠した“いせや丼”の主役はアナゴ。職人の徹底した温度管理で揚げられたアナゴは“サクサクふわふわ”。また、食通を唸らせる事前予約のみで提供される新名物・天サンドは、和と洋が同居した蔵前にピッタリな一品。

TOYS 「玩具問屋 磯辺満商店」

昭和3年創業。昭和初期から3代続くこの店は変わりゆく蔵前を日々見つめている。80~90年代にかけて流行った、スプレー缶のノズルから紐のような液体が飛び出すパーティーグッズ「クレイジー・ストリング」に、ロバートの3人は童心にかえって遊んだ。

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