2022年6月5日(日) 12:00~13:55

<サンデードキュメンタリー>ザ・ノンフィクション特別編『新・上京物語2022 夢のあとさき 旅立ちの時』

次回の放送予定

2022年6月5日(日) 12:00~13:55

2021年の春。料理人を目指し上京してきた3人の若者がいた。栃木県から上京してきた同じ高校出身の千春(18)と楽壱(らいち)(18)。彼らより1つ年上で、茨城県からやってきたあかり(19)。就職先は、かつて「料理の鉄人」にも出演した洋食界の巨匠・大宮勝雄シェフ(71)が経営する有名店「レストラン大宮」だ。

新人3人の中で、料理への思いが特に強い千春。仕事が終わっても、寮の自室で自炊し料理の腕を磨く。千春が料理人を目指すきっかけ・・・それは中学時代、がんとの闘病生活で食欲のない祖母のために料理を作ったこと。食の大切さを実感し、料理人を目指す千春は、調理科のある高校へ進学。パティシエ部とそば打ち部に所属し、料理づけの高校生活を送った。夢に向かって、真っ直ぐに突き進んできた千春・・・
ところが、彼女の配属はホール担当に。一方、同期入社の2人は調理担当。時がたつにつれて同期と大きく差をつけられていく千春。気持ちが焦れば焦るほど失敗し、空回りしていく・・・

一方、新人を指導する9年目の七久保先輩(26)は、調理の仕事を覚えてくれない新人たちに疲れ果てていた・・・18歳の時、栃木県から上京してきた七久保先輩。腕を磨き、新丸ビル店を任せてもらえるまでになった。入社時からの夢は「海外で活躍する料理人になること」。でも、新型コロナウイルスのまん延で、海外へ渡る夢は、先延ばしとなり、目標を失いかけていた・・・

2021年11月…そんな先輩のもとに配属されてきた新人の千春。
半年を経て、念願の調理担当になったのだ。しかし、現実は厳しく、調理場で七久保先輩に怒られる毎日・・・次第に「自分は料理人に向いてないのではないか」と悩みを深めていく。

上京したその先に抱く夢をかなえようとする先輩と、夢と現実の狭間で揺れ動く18歳の新人。一流の料理人を目指した上京物語の続きに待っていた「旅立ちの時」が近づく・・・

出演者・スタッフ

【語り】
上白石萌歌
【演出】勝本 渉
【編集】宮島亜紀
【プロデューサー】三杉雪江
【チーフプロデューサー】西村陽次郎
【制作協力】ラダック
【制作著作】フジテレビ

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