2021年4月10日(土) 17:00~18:55

<古賀稔彦さん追悼特別番組>『The GAME~震えた日~』

次回の放送予定

2021年4月10日(土) 17:00~18:55
「古賀稔彦×吉田秀彦 逆境が生んだ金メダル」 ~1992年7月31日~

古賀稔彦。人よんで「平成の三四郎」。日本が生み育んできた究極の武、柔道において小柄な体躯で並みいる猛者たちを次々と投げ飛ばし天才と言われた男。
1992年、バルセロナオリンピックでは金メダル間違いなしと言われていた。しかし、周囲の期待とは裏腹に古賀は思わぬ窮地に立たされることになる。試合のわずか10日前、練習中に大怪我をおってしまったのだ。
当時、古賀の練習相手を務めていたのは後輩であり同じく代表に選ばれていた吉田秀彦。誰のせいでもない不運なアクシデントとはいえ、吉田は自責の念に押しつぶされそうになりながら、決死の覚悟で己の戦いに臨む。結果は見事金メダル。しかも当時オリンピック史上初となる全試合で一本勝ちという快挙。彼もまた柔道に愛された天才だったのだ。試合後、吉田は唇を噛み締めるとこう言った。
「古賀先輩が絶対金を獲ってくれると思います。古賀先輩と自分で一つです。」
この言葉が古賀を奮い立たせた・・・。ただの先輩後輩ではない。若き日に出会い、同じ釜の飯を共にし、厳しい練習に耐えてきた2人の間には想像を超えた強い絆があった。バルセロナオリンピックで古賀、吉田両選手が金メダルを獲得した試合を軸にそこに至るまでのドラマを深く掘り下げていく。

出演者・スタッフ

<出演者>
古賀稔彦
吉田秀彦
林毅(元近代柔道責任編集者)
<MC>
福井謙二(アナウンサー)

番組概要

人々の心に深く刻まれた伝説の名勝負を、実際に闘ったアスリートや、彼らを支えた裏方、ジャーナリストたちが徹底的に掘り下げ、語り尽くすトーク番組。番組では、伝説、名勝負と言われるGAME-ゲーム-に注目し、その裏側を知りぬいた人物たちが、ディープで熱いトークを繰り広げる。そして、「奇跡の名勝負」そこに潜む無数のドラマを再発見し、後世に伝えていく。あの日、あの瞬間・・・アスリートたちは何を思ったのか。

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