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第22回「特急『あさかぜ』国鉄20系客車~走るホテルを作れ~

 昭和20年代半ば、戦後の混乱から日本経済は息を吹き返し、鉄道の輸送量も急増。それに対処すべく車両は軽量化が求められていた。国鉄で新型車両の開発に従事していた星晃はヨーロッパ派遣での知識を生かして、軽量化された10系寝台客車を誕生させた。東京から九州までを1本で結び、夕方の出発で翌日の昼には到着するこの列車は、上々のスタートを切った。しかし、乗車した国鉄の常務理事 石井明正の第一声は「これでは特急の名に値しない。すぐに新しい車両を作れ。」という思いもかけぬものだった。星には、実はもっと大きな構想があったが、戦後の物資難からそれを叶えることをできないでいた。石井の言葉に「これで自分の夢が叶えられる」と自信を持った星は、同じ想いを抱いていた同僚 卯之木十三と共に20系の開発に着手。コンセプトは「走るホテル」。一般客車との混結をしない固定編成による景観美と、当時では新しいルーメット方式の寝台車。後に「ブルートレイン」の愛称で親しまれる20系寝台特急「あさかぜ」は、昭和33年10月1日のダイヤ改正で華々しいデビューを飾った。



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