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2024年11月1日(金) 14:59~17:00
<BSフジサスペンス名作選>『所轄刑事9』
2024年11月1日(金) 14:59~17:00
御茶ノ水署管内で郵便局員が刺殺される事件が発生。
殺人事件は刑事課の担当で、生活安全課の斉木斉(船越英一郎)と梢田威(的場浩司)は
本来なら用はないのだが、交通課から転属になった変わり者の女性警官・中園蝶子(友近)の協力を得て、いつものように現場に向かう。
現場は近所で有機野菜専門店を営む丸山直哉(大浦龍宇一)の自宅前。
刑事課新課長、キャリアの仙道有紀子(安蘭けい)は被害者の身元を御茶ノ水中央郵便局に確認するように部下の門脇国之介(宇梶剛士)に指示するなど陣頭指揮を執っていた。
また被害者が財布を所持していなかったことからモノとりの可能性もあると被疑者リストを生活安全課に要請しようとするが、
どこからともなく現れた斉木にモノとりが犯人である可能性がほとんどないことを指摘される。
仙道と門脇が直哉と妻の千秋(村井美樹)から事情聴取をしていると、それを邪魔するかのように丸山家の中をウロウロ見て回る斉木と梢田。
几帳面に片付いた部屋だったが、斉木は洗濯物がバラバラの向きで干されていること、台所の包丁が1つだけ逆向きに収納されていたことなどに気づく。
斉木にその件を耳打ちされた門脇は鑑識を呼び戻すのだった。
斉木はこの後もっと不思議なことが起こると梢田に予言じみたことを言いながら、丸山夫妻が経営する有機野菜専門店を訪れる。事情聴取から解放された千秋が野菜を並べていると、
そこに夫妻の息子・透(五十嵐空)を連れて笠井亮子(東ちづる)がやってくる。亮子は近所にあるイタリア料理店のオーナーシェフで、透の面倒を見ていたのだった。
捜査本部では仙道が早期解決をもって市民にアピールすることを訴えると、そのあいさつを新署長の銀林徳三(大和田伸也)が持ち上げていた。
そこへ捜査員が、被害者は郵便局員ではなかったという情報を持ち込んでくる。ざわめく捜査本部に斉木と梢田がモノとりの被疑者リストを持ち現れる。
捜査本部の混乱ぶりをちゃかすような斉木の言動に仙道はいら立つが、斉木は殺されたのはおそらく振り込め詐欺の受け子、ダマした相手から現金を受け取る役割の人間ではないかと語るのだった…。
- <出演者>
- 斉木斉:船越英一郎
- 梢田威:的場浩司
- 仙道有紀子:安蘭けい
- 門脇国之介:宇梶剛士
- 中園蝶子:友近
- 丸山千秋:村井美樹
- 丸山直哉:大浦龍宇一
- 笠井亮子:東ちづる
- 銀林徳三:大和田伸也
- ほか
- <スタッフ>
- 原作:逢坂剛
- 脚本:外村朋子