
- ドキュメンタリー
2022年1月9日(日) 12:00~12:55
<サンデードキュメンタリー>『第29回FNSドキュメンタリー大賞』
2022年1月9日(日) 12:00~12:55
車輪のアスリート~20歳の若者が生まれ変わった1年
1999年1月1日、自営業を営む両親の元、4人兄弟の長男として生まれた小玉結一は、高校まで宮崎市で過ごした後、建設業に従事していた。2018年2月、熊本地震の影響で倒壊した阿蘇大橋の復旧作業中に、13メートルの高所から落下。脊髄を損傷し車いす生活となった。
社会復帰に向けたリハビリのためにやってきた大分で車いすマラソンと出会う。小玉は元々、人付き合いが苦手で口数が少なく不愛想だが、一度決めた事はとことんやり抜く意思の強さを持っていた。そんな小玉にとって、障がい者スポーツの中で最も過酷な競技と言われる車いすマラソンは、やりがいに満ちたものに感じられた。厳しくも温かく接する先輩達に必死に食らいつく小玉は、急速に成長していく。番組では、障がい者となった若者が初めて競技用のレーサーに乗るところから、大分国際車いすマラソン大会に挑戦するまでを追う。人は、ある日突然障がい者になる。その時、その事実を受け入れ、前向きに生きる事を選択出来る人がいる。そのきっかけとなる要素の1つにスポーツがあると思う。スポーツの持つ力が、若者を大人へと成長させ、親子の絆をも深める。そこには健常者も障がい者もない。彼らは、障がい者ではなくアスリートである。競技に打ち込み、勝負に徹するアスリートの姿を、スピード感溢れる映像で綴る。
<制作>TOSテレビ大分
- 【出演者】
- 小玉結一ほか
- 【スタッフ】
- プロデューサー:松浦芳弘
- ディレクター:高瀬建二朗・山村秀俊・内田貴大
- 構成・編集:高瀬建二朗
- ナレーター:藤村晃輝(テレビ大分アナウンサー)
H0002252-0008
<サンデードキュメンタリー>『第29回FNSドキュメンタリー大賞』
車輪のアスリート~20歳の若者が生まれ変わった1年
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