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イントロダクション

帝王の娘である“スベクヒャン”の座をめぐり異父姉妹の運命が交錯する

韓国では2013年10月から放送がスタート。物語の中心となるソルラン(スベクヒャン)役には本作が初主演となる「ファン・ジニ」のソ・ヒョンジン。
王女の座を狙うソルランの異父妹 ソルヒ役には「瑠璃<ガラス>の仮面」のソウ。ソルランに恋心を抱く太子 ミョンノン役には「著童謡(ソドンヨ)」のチョ・ヒョンジェ。
そして、王が実の父親と知らず、憎み復讐を誓うチンム役には「トキメキ☆成均館スキャンダル」のチョン・テス。
三国時代を舞台に繰り広げられる「善徳女王」「トンイ」に続く切ない愛と愛憎渦巻く絢爛豪華な大型ロマンス時代劇。
果たしてソルランは、百済(ペクチェ)を守る花<スベクヒャン>となり、国を守ることができるのか。
そして、絡み合う人間関係の行方は…。

あらすじ

時は6世紀の百済(ペクチェ)、第24代王 東城(トンソン)王の治世末期。
加林(カリム)城の城主 ペク・カの娘チェファは、王の従兄にあたるユンと密かに情を通じており、彼の子を身ごもっていた。
ユンは佐平(チャピョン)として戦に明け暮れ、チェファが身ごもっている事実を知らなかった。
そんなある日、戦地から帰ったユンはもし子供が出来、娘だったら百済を守る花という意味の“スベクヒャン”と名付けようとチェファに話す。
その頃、チェファの父ペク・カは東城王によって屈辱を受け、怒りを募らせていたが、娘とユンの関係を知り、東城王がいなくなれば娘が王妃になるのではと考えていた。
そんな中、ユンの側近ヘ・ネスクから“ユンも東城王の死を望んでいる”とそそのかされ、東城王の暗殺を実行する。
東城王を敬遠していたようにみえたが敬愛していたユンは、これに激怒しペク・カを自害に追い込む。
ネスクはチェファがユンの子を宿していることを知るが、ユンを王にするためその事実を隠し、ユンにはチェファが命を落としたと伝える。
ペク・カの屋敷が炎に包まれ、父の側を離れようとしないチェファを家来のクチョンが助け、伽耶(カヤ)へ逃げると、そこで女の子を出産し、その子にユンと約束した“スベクヒャン”ではなくソルランと名付ける。
一方で、ユンは第25代王 武寧(ムリョン)王として即位し、“息子を守ってほしい”という東城王の遺言に従い、よく似ていると言われる自分の息子と彼の息子を入れ替え、側におくことで身を守り、そして王位につけようと考える。
時が経ち、チェファとクチョンの間に生まれたソルヒは、異父姉ソルランが武寧王の娘だと知って彼女に成り済ますことを考える。
こうして激動の時代に翻弄されながらも次第に権力を掌握していくスベクヒャンの波乱に満ちた物語がはじまる…。

#72(2025.)

危篤と聞いて駆けつけたチンムに抱かれながら武寧(ムリョン)王は息を引き取る。ミョンノンが新王に即位し、ソルランはソルヒと共に百済(ペクチェ)の民として暮らし始める。そこへチンムが訪ねてくるが、ソルヒはチンムのことを一切覚えていない。一方、ミョンノンはソルランが自分のもとを去らざるを得なかった事情を知り…。

#71(2025.)

毒を飲んで倒れたソルヒは、一命こそ取り留めたものの、深い眠りから覚めると、それまでの記憶をすべて失っていた。一方、ソルランは、武寧(ムリョン)王から実の娘として迎えられる。ミョンノンと最後の夜を過ごしたソルランは、翌朝、チェファの思い出が残る加林(カリム)の地を、武寧(ムリョン)王と共に訪れる。

#70(2025.)

キムンでクチョンを診察した医者からクチョンの娘の情報がもたらされ、その娘がソルランであることに驚愕する武寧(ムリョン)王。一方、ソルヒはソルランを毒殺しようとする。それを見破ったソルランは、チンムに殺させた高句(コグ)麗(リョ)の刺客が、父のクチョンであった事実を、ソルヒに告げる。

#69(2025.)

密かに戦場に向かうソルラン。大勝を果たして凱旋したミョンノンは、チンムの活躍を武寧(ムリョン)王に報告し、王族の身分を回復させる。そんな中、ミョンノンは、チンムを訪ねて、自分とチンムがすり替えられた事実と、太子の座をチンムに譲る意向を伝える。事実を知ったチンムは武寧(ムリョン)王に剣を向けて逆上するが…。

#68(2025.)

瀕死の重傷を負ったチンムに対し、武寧(ムリョン)王は自らの血を飲ませて助けようと必死になる。ミョンノンは、自分とチンムがすり替えられたという事実を知り、衝撃を受ける。一方、プヨン(ソルヒ)の死罪を求める声に対してソルランは、戦時中の混乱を避けるという名目で、ソルヒを監禁するに留める。

#67(2025.)

無事を祈りながらミョンノンを戦場に送り出すソルラン。ミョンノンは、高句(コグ)麗(リョ)の将軍ウルミルと密かに手を結んだソルヒによって、敵軍の奇襲を受ける。その知らせに、百済(ペクチェ)の王宮は騒然となる。そんな中、ソルヒは偽の王女だと知っていたと語るチンムともみ合ううちに、チンムを剣で刺してしまう。

#66(2025.)

トリムが武寧(ムリョン)王に真実を告げようとした時、高句(コグ)麗(リョ)軍が侵攻したとの知らせが舞い込んでくる。ミョンノンは先鋒として出陣を志願する。そんな中、ソルヒの王女だと錯覚しての奇行が目立つようになる。一方、ソルランは、自分がクチョンを殺したと自覚していないチンムの態度に、疑問を抱き始める。

#65(2025.)

武寧(ムリョン)王から偽の王女であることを追及されるソルヒ。言い逃れようとするソルヒだが、ソルランの証言に動揺し、ナウンが死んだことをつい口にしてしまう。一方、ソルランこそが真の王女であることに気付いたトリム。だが、ソルランはミョンノンへの思いがゆえに、本物の王女だと名乗り出ないという。

#64(2025.)

激怒した武寧(ムリョン)王はチンムに向かって剣を振り上げるが、チンムの孤独感に気付いて泣き崩れる。武寧(ムリョン)王はチンムに謹慎を命じて事件の収拾を図るが、ソルランは追及の手を緩めようとしない。そんな中、ソルランはヨン・ブルテから、キムンとの同盟を妨害しようとしたのは、王女であると聞かされる。

#63(2025.)

マックムの証言により武寧(ムリョン)王はヘ・ネスクの処置に苦慮するが、ソルランは捕らえた刺客を王女に対面させ、彼らが家族を殺害した犯人だと王女に証言させる。ソルランは、彼らがチンムの配下であると明かす。武寧(ムリョン)王はチンムを問いただし、チンムはチェファを殺したのは自分だと言い放つ。

#62(2025.)

王女の侍女ナウンが謎の失踪を遂げたと知った武寧(ムリョン)王は、王女を呼びナウンの行方を尋ねるが、真実はわからぬまま…。チェファの侍女であったマックムと対面した王女は、ヘ・ネスクが自分を陥れようとしていると言って、マックムに協力を求める。そんな中、王宮で民の訴えを審理する行事が開かれる。

#61(2025.)

両親を殺した黒幕がチンムであると知ったソルランは、より確かな証拠を手に入れるため、チンムの屋敷を訪れる。チンムの屋敷でピムンの紋章を発見したソルランは、チンムが疑わしいとミョンノンに告げる。ソルランが自分を探っていると知り激怒したチンムは配下の刺客たちを遠くに逃がそうとするが…。

#60(2025.)

ソルランは王宮に戻り、王族の事件を調査する闡庇司(チョンビサ)の職に就く。父を襲った刺客の正体を探ろうとするが、父が刺客の手がかりとして残した数珠の持ち主がチンムであることを知って困惑する。一方、武寧(ムリョン)王は、自分に手紙を渡した男の正体が、チェファの夫であるクチョンだったと知る。

#59(2025.)

武寧(ムリョン)王は、狩りの最中にクチョンから手紙を受け取り、王女が偽者であると伝えられるが、本物の王女の正体は、手紙が汚損して分からずじまいとなる。高句(コグ)麗(リョ)の刺客を捕らえ手柄を立てようとするチンムは、その相手がクチョンだとは知らずに襲撃する。クチョンは、刺客の黒幕がチンムだと気付くのだが…。

#58(2025.)

故郷の村でついに再会を果たすソルランとクチョンだが、そこへスニムンの追っ手が現れる。だまされたと激怒するスニムンに対して、ソルランは誠意をもって説得し、晴れて百済(ペクチェ)とキムンの同盟が成立する。ミョンノンと帰途に就くソルランだが、その途中でクチョンのもとへと向かう。

#57(2025.)

盗賊の討伐を条件に、キムンを百済(ペクチェ)に捧げると宣言するスニムン。トルデやマングら、キムンに潜入していたピムンが帰国する中、スニムンに気に入られているソルランは、すぐには帰らず、休暇をもらって故郷の村を訪ねる。そんな中、チンムはヨン達率に密偵の存在をスニムンにほのめかすよう指示をする。

#56(2025.)

強情な態度のソルランの姿に、スニムンは亡き妹の姿を重ねる。家族を殺した盗賊の討伐を、スニムンに願い出るソルラン。ソルランと外出したスニムンは、盗賊に襲われて悲惨な暮らしを強いられている民の現状を目の当たりにし、百済の武寧(ムリョン)王に親書の返事を送り届ける。

#55(2025.)

王女として武寧(ムリョン)王のそばにいるソルヒの姿を見て、驚愕するクチョン。一方、スニムンの死んだ妹のように振る舞って、スニムンの心を掴むことに成功したソルラン。そこへ、武寧(ムリョン)王の親書を携えたミョンノンが、キムンにやって来る。ミョンノンは、ソルランとスニムンの関係を心配する。

#54(2025.)

クチョンがチンムに連れられて王宮見物にやって来る。クチョンは、王宮の構造や王の移動経路を把握する。一方、キムンで偵察中のソルランは、スニムンには首を吊って死んだ妹がいることを突き止める。そんな中、王宮に潜入したクチョンは、武寧(ムリョン)王を斬りつけようとするが…。

#53(2025.)

ソルランは、カヒと名乗って寝殿の女官となり、思惑通りスニムンに気に入られる。一方、ソルヒは、王女の正体をめぐって自分を脅迫し侮辱するナウンを殺害してしまう。そこへ訪れたチンムは、ぼう然とする王女に対して、ナウンが王室の金を盗んで失踪したことにするよう助言する。

#52(2025.)

ソルランは、王女の正体が露見した時のことを心配しながら百済(ペクチェ)を後にし、一方のソルヒは、これで真相を知る者はいなくなったと安心するのだが…。ナウンにソルランこそが本物の王女だと指摘され、大金を要求される。ソルヒは、信じていた最側近の突然の裏切りにより、窮地に陥ってしまう。

#51(2025.)

武寧(ムリョン)王を前にしながらも、真実を告げられずにいるソルラン。そんな中、王女は自らの宝飾品を売って民に施しを行い、皆の歓心を買う。そんなソルヒを、なおも許すことのできないソルランだが、百済(ペクチェ)から去ってくれというソルヒの言葉に、密偵としてキムンへ行く決心をする。

#50(2025.)

王女になるために家族を裏切ったと、ソルヒを問い詰めるソルラン。だが、真実を明かせばソルランとミョンノンが実の兄妹になるというソルヒの言葉に、ソルランは戸惑う。そんな中、トリムはソルランにキムンへの密偵を任せようとするが、ソルランは百済を離れられないと言う。

#49(2025.)

マックムと出会ったソルランは、チェファの無実を調査する役人と偽って、チェファの話を聞こうとする。ペク・カの屋敷跡でチェファの作った産着を掘り出しながら、チェファについて語るマックム。ついにソルランは、妹のソルヒでなく、自分こそが武寧(ムリョン)王と母チェファの間に生まれた王女だと知る。

#48(2025.)

ソルランは、ついにマックムを知る者に出会い、マックムが現れる場所と日時を聞き出すことに成功する。一方、サドの遺品である黒玉の指輪に王女が関心を示したことについて、ヘ・ネスクとトリムはナウンに問いただすが、ナウンの答えにはどこか釈然としないものがある。

#47(2025.)

トリムは、サドが持っていた黒玉の指輪の出所を調べ始める。そんな中、王女とチンムが親しく談笑する姿を再び目撃した武寧(ムリョン)王は、急遽チンムを呼びつけ、二度と王女と個人的に会ってはならないと言い渡す。王女は、サドに与えた黒玉の指輪を女官が身に着けているのを知って、トリムのもとを訪れる。

#46(2025.)

本気ならばたとえ身分の合わない女性であっても反対しないという武寧(ムリョン)王の言葉を受けて、ミョンノンは自分の思いをソルランに伝え、ソルランもまたミョンノンに対して自分の本当の思いを伝える。一方、ソルヒは、ソルランがペク・カの使用人のことを調べていたと知って、衝撃を受ける。

#45(2025.)

無事に意識を取り戻したソルランは、ミョンノンが自分に告げた言葉が耳から離れない。一方、スニムンは、ミョンノンを人質にして武寧(ムリョン)王を再び脅迫しようとするが、そこへミョンノンが現れる。一転して窮地に陥ったスニムンは命と引き換えに、谷鎚(コクチュ)の割譲とキムンの民の保護に合意し、百済(ペクチェ)を後にする。

#44(2025.)

閉じ込められた小屋の中で、次第に気力を失ってゆくソルランに対し、ミョンノンは自分の思いを告白する。手柄を立てようと、ならず者たちと一緒にソルランとミョンノンの行方を捜していたソルヒ。だが一歩遅く、ピムンの捜索隊が先に、ミョンノンとソルランを助け出してしまう。

#43(2025.)

スニムンは、キムンの行宮でミョンノンを捕らえられたとほのめかし、武寧(ムリョン)王を脅迫する。その頃、閉じ込められているソルランとミョンノンは、小屋から脱出しようとするが、時間だけが過ぎていく。一方、ソルヒはソルランを尾行させていた者たちから、ソルランが何者かに連れ去られたと聞かされる。

#42(2025.)

ソルランとミョンノンは、マックムの手がかりを得られないまま街を歩き回っていたが、スニムンの放った刺客に襲われ小屋に閉じ込められてしまう。一方、ソルヒはならず者を使ってソルランの動向を探らせていた。そんな中、スニムンが不意に百済(ペクチェ)の王宮を訪れる。

#41(2025.)

王女とチンムが親しくしていると知って、不安を覚える武寧(ムリョン)王。そんな中、王宮に伽耶(カヤ)・キムン国の王スニムンの刺客が侵入するが、ソルランとミョンノンの機転により事なきを得る。ソルランは刺客を捕らえた褒美に5日間の休暇をもらい、友人の見舞いと偽って、マックムを捜しに行く。

#40(2025.)

王宮内で次第に孤立し、武寧(ムリョン)王からも面会を拒まれる王女。その頃、ソルランは王女の母親が東城(トンソン)王を暗殺した逆賊ペク・カの娘であると知る。一方、チェファの侍女だったマックムは“彩花(チェファ)商団”という商団を運営する傍ら、チェファの行方を捜していた。ソルランは、マックムの行方を捜し始めるが…。

#39(2025.)

高句(コグ)麗(リョ)の刺客であるクチョンは、武寧(ムリョン)王暗殺の機会を得るためにチンムに接近していた。チンムに連れられて遊郭を訪れたクチョンは、厄介者扱いされていた少年を引き取る。一方、ソルランはチェファがクチョンを裏切って、武寧王との間にソルヒをもうけたということを信じられないでいた。

#38(2025.)

高句(コグ)麗(リョ)との内通者だとして、スベクヒャン王女の護衛を務めるサドが捕らえられる。サドは金欲しさにしたことで王女は自分に利用されただけと言い張ったまま命を落とす。一方、濡れ衣を着せられていたヘ・ネスクは釈放される。

#37(2025.)

ソルヒはわざとウネ王妃を怒らせて、王妃が自分のことを憎んでいる姿をソルランに見せつける。そんな中、武寧(ムリョン)王から事件の真相究明を命じられたトリムは、ヘ・ネスクの潔白を示す証拠が見つかったという噂を王宮内に流す。トリムの仕掛けた罠にかかったのは…。

#36(2025.)

チンムの仲介で王女に会おうとするソルランだが、チンムがソルランと一緒だと知るや、スベクヒャンは引き返してしまう。困ったソルランは、ミョンノンに頼み、ついにスベクヒャン王女と対面する。王女が妹のソルヒであることを確認し、密かに姉妹水入らずの時間を過ごすのだが…。

#35(2025.)

スベクヒャン王女の告発によってヘ・ネスクは投獄され、ウネ王妃は王女に怒りをぶつける。一方、ソルランは、遠目に見た王女の姿が妹のソルヒに似ていることに驚く。そんな中、スベクヒャンは高句(コグ)麗(リョ)の将軍ウルミルと密会し、本物の高句麗の刺客を捕らえさせてくれるよう頼む。

#34(2025.)

ウネ王妃の誕生日を祝う宴が開かれる。ソルランの存在が邪魔なスベクヒャンは、ソルランに薬を盛って記憶を奪おうとするが、ソルランは何とか難を免れる。その頃、宴席でタニョンの舞を舞い終えたスベクヒャンが、高句(コグ)麗(リョ)と内通している者がいると言い出し…。

#33(2025.)

スベクヒャンの侍女ナウンはピムンで王女の偵察をしていた。しかしナウンは、トリムたちに王女に怪しい素振りはないと証言する。そんな中、ウネ王妃はミョンノンに、太子妃を迎えることを提案する。ミョンノンは、チンムがソルランと親しくしていることに気を揉んで…。

#32(2025.)

ソルランの手柄を認めた武寧(ムリョン)王は、必ず妹を捜し出すと約束し、それを聞いたスベクヒャンは愕然とする。一方、高句(コグ)麗(リョ)の刺客としてクチョンが熊津(ウンジン)へ向かう。そんな中、ソルランはウネ王妃の話し相手を任され、王妃や武寧王に気に入られてゆく。

#31(2025.)

ソルランが偽の王女であることが暴露され、休戦交渉において窮地に立たされる武寧(ムリョン)王。捕らえられたソルランを救うためミョンノンは、高句(コグ)麗(リョ)王の興安(フンアン)が太子時代、百済(ペクチェ)に密偵として滞在していた頃に情を通じていた女を捜すが…。

#30(2025.)

自分の身代わりを務めた娘が姉のソルランだと知って衝撃を受けたスベクヒャンは、その娘が高句(コグ)麗(リョ)の密偵かもしれないと称して自ら加林(カリム)城へと向かうが、高句麗の将軍ウルミルに見とがめられ、自分こそが本物の王女スベクヒャンであると言い放つ。

#29(2025.)

武寧(ムリョン)王と対面したソルランは、身代わりを成功させるため、自分を実の王女と思うように言う。そして、加林(カリム)城に到着し、高句(コグ)麗(リョ)側に軟禁されるソルラン。一方、スベクヒャンは、自分の身代わりを務めた娘の特徴が姉のソルランに似ていると思い、不安を募らせるが…。

#28(2025.)

ソルランは正式なピムンとなった証しに、肩にある醜いほくろのところに獏(ばく)の入れ墨を彫ってもらおうとするが、トリムからほくろではなく百済(ペクチェ)を守る花、守百香(スベクヒャン)の入れ墨だと言われる。ミョンノンに獏の入れ墨を授けてもらったソルランは、人質の身代わりにされると知って悩むが…。

#27(2025.)

武寧(ムリョン)王に気に入られようと、必死にタニョンの舞を練習するスベクヒャン。一方、ソルランもまたタニョンの舞を練習していた。懿花園(ウィファウォン)でチンムに会ったソルランは、なぜか親近感を覚える。チンムと楽しそうに話していたソルランを見たミョンノンは、嫉妬して…。

#26(2025.)

ミョンノンは、ソルランをトリムのもとに預け、真の女人として育てさせる。一方、人質としてスベクヒャンを高句(コグ)麗(リョ)へ送るという王命を聞いたチンムはスベクヒャンのもとを訪れ、ミョンノンが武寧(ムリョン)王を守るために王女の存在を高句麗に教えたことを伝える。

#25(2025.)

訓練生から晴れて正式にピムンの一員となったトルデたちだが、敵兵を殺せなかったソルランだけは、ミョンノンから商人に扮した高句(コグ)麗(リョ)の密偵の殺害を命じられる。一方、スベクヒャンは自ら高句麗に人質として向かうことを申し出るが、武寧(ムリョン)王は危険な敵地に王女を送れないと言う。

#24(2025.9.12)

その昔、武寧(ムリョン)王の父、百済(ペクチェ)21代王・蓋鹵(ケロ)王は、高句(コグ)麗(リョ)の密偵であった僧侶のトリムに騙されて旧都の漢城(ハンソン)を奪われ、非業の死を遂げた。長らくその名を口にすることすら禁じられていたトリムは、百済の王宮に今も仕えていた。王宮の懿花園(ウィファウォン)にいるトリムから高句麗王の性格を聞いた武寧王は…。

#23(2025.9.12)

ウネ王妃の助手として刺繍会に参加したスベクヒャンは、その席で自分を軽蔑する高官の夫人たちを一喝する。一方、ミョンノンに不甲斐なさを指摘されたソルランは、訓練に精を出し急速に実力を上げていく。そんな中、高句(コグ)麗(リョ)がトゥジャン城を攻撃したとの伝令が届く。

#22(2025.9.5)

チンムは武寧(ムリョン)王に家族として肖像画に入ることを許されず、失望のあまりスベクヒャンが偽物だと暴き、武寧王の幸せを潰そうと企む。一方、ピムンの新たな訓練で醜い女官に変装しミョンノンの殿閣まで花を届けようとしていたソルランは、スベクヒャンとすれ違い…。

#21(2025.9.5)

占い師の予言通り、武寧(ムリョン)王の肖像画の目を指で突いてしまうスベクヒャン。怯えるスベクヒャンだが、チンムが腕利きの絵師に肖像画を修復させる。一方、亡き父、東城(トンソン)王を恋しがるチンムの姿を目にした武寧王は、寝殿にチンムを呼び温かい言葉をかけチョポノリを一緒にすると約束をするが…。

#20(2025.8.29)

ピムンの厳しい訓練に必死で食らいつくソルランに対し、ミョンノンは何かと世話を焼くようになる。宮中にウネ王妃の母が占い師の老婆を連れてきた。老婆は武寧(ムリョン)王に対して、偽の子を抱いていると言い放ち、偽物が父親の目をくり抜くだろうと予言する。

#19(2025.8.29)

教官テウンのもと、男たちに交じって激しいピムンの訓練に身を投ずるソルラン。トルデたちに助けられながら、厳しい訓練を生き延びてゆく。一方、王女スベクヒャンとして迎えられたソルヒは、チンムから以前伽耶(カヤ)で会ったことがあると言われるが、あくまで人違いだと言い張る。

#18(2025.8.22)

ソルランはピムンへの入団を認められ、トルデとマング、それに酒房のおかみのヨオクとともに百済(ペクチェ)に向かう。一方、ソルヒはヘ・ネスクから武寧(ムリョン)王の実の娘かどうか疑いの目を向けられていた。そんな中、庭園を散歩中の武寧王の前にソルヒが現れるが…。

#17(2025.8.22)

近くの村で米を手に入れて来るよう、課題を出されたソルランだが、そこは農村ではなく盗賊団の住みかだった。捕らえられたソルランだが、頭目の性格を利用して脱出に成功する。一方、王宮に部屋を与えられたソルヒだが、武寧(ムリョン)王はなかなかソルヒのもとを訪れようとしない。

#16(2025.8.15)

チェファを殺害した盗賊を捕らえるため、ミョンノンが伽耶(カヤ)にやって来る。山中を捜索するミョンノンは崖から足を滑らせてしまうが、ソルランが通りかかり助かる。ミョンノンの護衛がピムンだと知ったソルランは、妹のソルヒを捜し出すためピムンの力を借りたいと申し出るが…。

#15(2025.8.15)

ソルヒは武寧(ムリョン)王自ら民の窮状を聞き審理を行う場を訪れ、スベクヒャンと名乗り前に進み出る。面会が叶ったソルヒはチェファが死んだことを告げると、武寧王はその場で倒れてしまう。一方、チェファの娘が現れたことで、チンムは警戒心を強めていた。

#14(2025.8.8)

ソルヒはひとりで百済(ペクチェ)の都、熊津(ウンジン)城へと向かうが城門の前で倒れ、ヘ・ネスクの夫人に助けられる。結願鼓(キョロンゴ)を叩けば王に拝謁できるかもしれないと聞き王宮に訴え出るが、ソルヒの訴えは武寧(ムリョン)王の目に留まらなかった。一方、山中で倒れていたソルランはトルデとマングに助けられる。

#13(2025.8.8)

両親の敵討ちを誓ったソルランは、百済(ペクチェ)・新羅(シルラ)・伽耶(カヤ)の3国に通じる街道の村で荷運び人たちの世話をしながら、村を襲った盗賊たちの情報を仕入れている。そんな中、有力な情報を聞きつけたソルランは、その盗賊団の住みかに向かおうとするが、ソルヒも一緒についてきて…。

#12(2025.8.1)

目が見えなくなったチェファは、持っていたかんざしからソルヒをソルランと勘違いし、実の父親が百済(ペクチェ)の武寧(ムリョン)王で、本当の名前はスベクヒャンであることをソルヒに話してしまう。ソルヒに話してしまったことに気づき愕然とするチェファだったが…。

#11(2025.8.1)

チェファの家が刺客に襲われる。駆けつけたコマクやヨング親子は殺害され、クチョンも斬られてしまう。チェファは両目に重傷を負うが、ソルランの機転によって、ソルランとソルヒ、チェファの3人は洞窟に身を隠す。一方、チェファの存在を知ったミョンノンは、チェファを迎えに行くが…。

#10(2025.7.25)

チェファが生きていると知った武寧(ムリョン)王は、満月の夜に楼閣で待っていると手紙を送るが、チェファは遠くから武寧王の姿を見ただけで、そのまま家に戻ってくる。チェファのことを父・東城(トンソン)王を暗殺した敵の娘と憎むチンムは、刺客を送り込む。

#09(2025.7.25)

百済(ペクチェ)から武寧(ムリョン)王の一行が訪れることを知ったソルヒは、ソルランたちと市場へと出向く。しかし武寧王はミョンノンの提案で、伽耶(カヤ)の行宮に向かう前にペク・メスンの工房を訪れる。そこでクチョンの姿を目撃したヘ・ネスクは、チェファがこの地で暮らしていることを知り…。

#08(2025.7.18)

武寧(ムリョン)王が王位に就いてから迎えたソネ王妃は病死し、ヘ・ネスクの娘が新たにウネ王妃となっていた。その頃、山で道に迷ったソルランとソルヒはならず者に襲われそうになるが、ソルヒはソルランを置いて逃げてしまう。そんな中、武寧王は伽耶(カヤ)の地を訪問することが決まる。

#07(2025.7.18)

月日は流れ、成長したソルランと、仲の良い妹として育ったチェファとクチョンの娘ソルヒ。その頃、武寧(ムリョン)王の太子ミョンノンは、捕らえられたポルグムが高句(コグ)麗(リョ)の密偵であることを暴き、父から諜報団のピムンを紹介される。一方のチンムは遊び人として育ち、武寧王を困らせていた。

#06(2025.7.11)

チェファは娘を出産し、ソルランと名付け育てていた。一方、口がきけないせいで侮辱されているクチョンのために、チェファは玉の運び屋の仕事を見つけてくる。クチョンの気持ちを知りながら、それに応えることのできないチェファだったが、クチョンがペク・カの形見を入手すると…。

#05(2025.7.11)

ヘ・ネスクはユンにチェファが命を落としたと報告する。クチョンに連れられたチェファは、伽耶(カヤ)の地にたどり着く。その頃、強大な百済(ペクチェ)を築くと決意したユンは、25代王・武寧(ムリョン)王として即位。その一方で東城(トンソン)王の忘れ形見チンムの命を守るため、自分の息子ミョンノンとチンムの衣服を取り替えさせる。

#04(2025.7.4)

進退窮まったペク・カは自害の道を選び、加林(カリム)城は陥落する。ペク・カの屋敷は炎に包まれ、父の側を離れようとしないチェファは、クチョンに救出される。それを目撃した侍女のマックムは、チェファがユンの子を宿していることをヘ・ネスクに伝えるが…。

#03(2025.7.4)

東城(トンソン)王が死去し、ユンは王を暗殺した罪でペク・カを召喚する。召喚に応じないペク・カに対して、ユンは自ら兵を率いて加林(カリム)城を包囲し、諜報団のピムンを使ってペク・カの側近たちを暗殺する。チェファは密かにユンと面会して父の命乞いをするが、子を身ごもったことも伝えられない…。

#02(2025.6.27)

チェファは戦から戻ったユンと再会し将来の生活を語り合うが、民に人気のあるユンに嫉妬した東城(トンソン)王によってユンは再び戦地に向かわなければならない。ところが、狩りをするため加林(カリム)城を訪れていた東城王が襲われ、瀕死の重傷を負ってしまう。

#01(2025.6.27)

時は6世紀初めの百済(ペクチェ)、24代王・東城(トンソン)王の治世末期。加林(カリム)城の城主で貴族のペク・カは辺境の地へ追いやられそうになっていた。娘のチェファは、王の従兄にあたるユンと密かに情を通じており、彼の子を身ごもっていた。ユンはわずか5千の兵で北魏(ほくぎ)の5万の兵と戦い、勝利して帰還するが…。

ソルラン(スベクヒャン)

百済(ペクチェ)の第25代王 武寧(ムリョン)王とチェファとの悲恋の末に生まれた娘。素朴な性格の持ち主であり、夜遅くに機織りをする母親の横で眠る生活に幸せを感じる平凡な女性。妹ソルヒに王女の地位を奪われ、百済の諜報団の一員となる。

ソ・ヒョンジン

田所あずさ

ソルヒ

月よりも美しいと言われるほどの美貌を持つ女性。伽耶(カヤ)の村でソルヒの名を知らない者はなく、ソルヒを見て心を奪われない男はいなかった。しかし、落ちぶれた伽耶の地を抜け出したいと思っていたソルヒは、母親が夢うつつに話してくれた華麗な百済(ペクチェ)にいつの日か行こうと心に決める。

ソウ

東城日沙子

ミョンノン

東城(トンソン)王の息子だが、幼い頃に入れ替えられ、武寧(ムリョン)王の息子として育てられる。後に第26代王 聖(ソン)王となる。事にあたる時は氷のように冷たいが、民にはこの上なく寛大な、名実共に帝王の逸材。武寧王を助け、百済(ペクチェ)の復興にすべてを賭ける。

チョ・ヒョンジェ

藤田幹彦

チンム

武寧(ムリョン)王の息子だが、“息子のチンムを守ってほしい”という東城(トンソン)王の遺言を守る為、父である武寧王によって入れ替えられ、東城王の息子として育てられる。その為、父親が殺され一日で太子の地位から永遠に引き摺り下ろされたと思っている。

チョン・テス

酒井広大

ユン/武寧(ムリョン)王

百済(ペクチェ)の中興時代を開いた覇王。16官位の1番目である佐平(チャピョン)として戦に明け暮れていた頃、チェファと密かに情を通じており、子を授かるもその事実を知らずにいる。東城(トンソン)王亡き後、武寧(ムリョン)王として即位する。

イ・ジェリョン

山本兼平

チェファ

ソルランとソルヒの母親。武寧(ムリョン)王の唯一の女性。しかし、恋人だった武寧王によって父親が殺される。武寧王を愛し続けることも、忘れることもできず、言葉が話せないクチョンと共に百済(ペクチェ)を離れ、伽耶(カヤ)に隠れる。クチョンと夫婦となり、武寧王の娘ソルランを育てるが、武寧王を狙っていたチンムの企みにより両目を失い、命の危険にさらされる。

ミョン・セビン

葉瀬ふみの

スタッフ

脚本

ファン・ジニョン

演出

イ・サンヨプ

チェ・ジュンベ

制作

MBC

海外ドラマ特集

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