27(2024.9.23)
ドギムの死後、サンは世継ぎのために新たな側室を迎え、ドギムのことは忘れようと決意する。時は流れ、サンの治世は太平聖代と呼ばれていた。サンは、提調尚宮になっていたギョンヒからドギムの遺品を受け取る。最後まで、サンを愛していると言葉にしなかったドギム。しかし、その遺品を見たサンはドギムの愛を知り…。
26(2024.9.20)
サンと宜嬪(ドギム)の子、文孝世子が麻疹で幼い命を失う。麻疹にかかっておらず懐妊中でもあるドギムは我が子の最後を看取ることができない。嘆き悲しむドギムにサンは、王族として毅然とした態度で悲しみを乗り越えろと励ます。悲しみに暮れるドギムは、友人の宮女ヨンヒが密かに子供を身ごもり流産、今は獄中にいることを知る。
25(2024.9.19)
ドギムがサンの寝所に侍った翌日、ギョンヒはドギムに、王様を信じちゃダメと言う。ソ尚宮も、いい王様がいい夫とは限らないと浮かない表情。それから10日間、サンはドギムの元を訪れなかった。不安に思うドギムに、ようやくやってきたサンは、考える時間を与えたかったと言って強く抱きしめる。やがてサンはドギムの妊娠を知る。
24(2024.9.18)
ドギムに嫉妬する和嬪は大妃の前で、ドギムが男と会っていると伝える。男とはドギムの兄ソン・シクのことだった。大妃は宮女の私通は死罪だと脅しながら、流刑中の兄を都に呼び戻してくれればドギムも助かると持ちかけるが、サンは聞き入れない。ドギムを信じると言い切るサン。そこに、恵嬪がドギムを連れて現れる。
23(2024.9.17)
王宮を出て1年後、ドギムは再び王宮に呼び戻される。家で無為に過ごすドンノに挨拶に行くドギムだが…。新しく側室となった和嬪付き宮女の中に、ドギムの姿を見たサンは驚きを隠せない。共寝の日取りを伝えるよう和嬪に命じられ、ドギムは王の宮殿に向う。サンはドギムに、好きでもない私を見ながら宮中で朽ち果てよと言い放つ。
22(2024.9.16)
ドンノがドギムに、王妃を陥れる文書を無理やり書かせようとした瞬間、兵を率いたサンが現れる。ドンノは捕らえられ、ドギムと宮女たちは救われた。ドンノは都承旨を解任される。自分に相談せず1人で危ない橋を渡ったドギムにサンは激怒するが、友の命がかかっていたとドギムは抗弁する。サンはドギムへの思いを口にするが…。
21(2024.9.13)
元嬪の突然の死を嘆き悲しむ兄ドンノは、元嬪は殺されたと主張する。その頃、王宮から次々と宮女が姿を消す。その中にはドギムと仲の良いギョンヒもいた。ドギムは仲間たちと共にギョンヒたちの行方を探す。池に浮かぶ香袋をギョンヒのものと思い、ドギムは池に飛び込む。ドギムが自殺を図ったと誤解しサンも池に入るが…。
20(2024.9.12)
大妃はサンに、世継ぎを得るため後宮を向かえるよう強く勧める。すでに大妃と母恵嬪ホン氏には意中の人、都承旨となったドンノの妹があった。ドギムを望むサンはそれを拒否するが、恵嬪はドギムに後宮になることを頼んだが、断られたという。サンは元嬪ホン氏として後宮に上がったドンノの妹の元で夜を過ごすことになるが…。
19(2024.9.11)
王となったサンはドギムに、自分の後宮に入ってくれと頼むが、ドギムは返答をしない。サンの暗殺を狙って逆徒が襲いかかるが失敗。逆徒の捜索が始まり、宮女たちからも逮捕者が出る。ドギムの先輩ウォレも捕えられ、面会に行ったドギムに最後の言葉を残す。誰からも好かれるドギムの性格は、王宮では得にならないと…。
18(2024.9.10)
英祖が譲位を宣言し、ついにサンが王となる。長い1日が終わった。サンはドギムに、自分の心は決まった、しかしそれは後で伝えようと、ドギムへの思いを心に秘める。堤調尚宮は獄に下された。英祖は彼女を呼び出し許すと言うが、堤調尚宮は王の面前で自決する。英祖はサンに付き添われ、祖父を許せと言い残しこの世を去った。
17(2024.9.9)
日、月、五、峯。この4文字を頼りにドギムは、サンの即位を約束した「金縢之事」の隠し場所に気づく。そのことを伝えようと王宮に急ぐドギム。英祖に呼ばれたサンは、ドギムの言葉を聞く暇もなく、「心配するな」と言い残して去る。王妃のもとに駆けつけたドギムは、どうか王の御前でサンを守ってくれと王妃に頭を下げるが…。
16(2024.9.6)
王宮の宴会で、王の前にケジャンと柿が出される。それは英祖が前王の毒殺に使ったと噂される品だった。英祖は激怒し、誰の仕業だと詰め寄る。サンは宴会の主催者である自分の責任だと答える。英祖はサンに東宮殿から一歩も外に出るなと命じる。一方、広寒宮から救出されパク尚宮は、サンの王位に関する重大な文書の存在を語る。
15(2024.9.5)
サンは英祖に疑われ、東宮殿から王に近い宮殿へ移らされる。サンと会えない日が続き元気のないドギムは…。ドギムは先輩のウォレと見習い時代の師だったソ尚宮の会話を耳にし、行宮を攻撃したのは広寒宮だと気づく。ソ尚宮の身を案じたドギムは、広寒宮の連判状を探し出してソ尚宮の名前を消そうと、堤調尚宮の寝所へ忍び込む。
14(2024.9.4)
ドギムは、川に大量の火薬袋が流れているのに気づく。これではサンを守る兵士は鉄砲を使えない。謀反だと直感したドギムは、信号凧を上げサンに知らせると、行宮に向かって駆け出す。サンはドンノに虎符を渡し援軍を呼びに行かせ、自らは少数の兵を率いて待ち受ける。宮女の秘密組織「広寒宮」の宮女がサンの部屋に現れ…。
13(2024.9.3)
暎嬪の追悼の夜、出会った男の子の名前はサン。「私の名前はサンだ」そういう王世孫サンの言葉を聞き、ドギムとサンは抱き合う。英祖の認知症はますます進行する。英祖は王妃の助けを借りてサンに陵行を命じ、万一に備え兵士を動員できる虎符を渡す。一方、宮女にすると偽り幼女を誘拐する事件が続発していることを知ったサンは…。
12(2024.9.2)
ドギムの部屋から、亡くなった暎嬪の手になる書が見つかる。盗みの疑いをかけられるドギム。それは幼いドギムが英祖から賜ったものだったが証拠がない。ドギムは王妃の許しで王に面会するが、老いた英祖は記憶にないと言う。しかし、その夜のことを語るドギムの語りの上手さにつられ、英祖はその夜の出来事を思い出した。
11(2024.8.30)
サンは貴重な果物だったミカンを手に入れドギムに渡す。サンの自分に対する想いを知ったドギムは、頑なに受け取らない。サンの心は傷つく。ドギムが王宮の門で男と親しく会話しているのを見たサンは機嫌を悪くする。男は再会したドギムの兄だったのだが…。サンはドギムに、お前のすべては私が決めると言い放って立ち去る。
10(2024.8.29)
ドンノとドギムの仲を誤解し不機嫌なサン。急きょドギムが呼ばれ、サンの沐浴の世話をすることになる。ドギムは湯を継ぎ足そうとして浴槽に落ち、あわてて服を着替えるハメに。それ以来、サンはドギムが気になり勉強も手に付かない。宮女たちのおしゃべりに耳を傾け、世孫様をお慕いするというドギムの告白を聞いたサンは…。
09(2024.8.28)
サンを助けて欲しいと頼むドギムに王妃は、自分をないがしろにして権勢を振るう和緩翁主を懲らしめる方法を探せと命じる。朝鮮の養蚕を奨励する親蚕礼。王妃は、清国製の華麗な衣装で現れた和緩翁主を土下座させ叱りつける。和緩翁主のしつけを怠った過ちを英祖に謝罪する王妃。そして英祖にサンの禁足の解除を願う。
08(2024.8.27)
笄礼の日、恵嬪の指図で東宮と宮女の対面する順序が変更され、ドギムは恵嬪の前でサンと対面する。ドギムをサンの後宮に入れるという母の意図に気付く2人。一方、サンが妓房通いをしていると和緩翁主が英祖に告げる。英祖はサンに禁足を命じた。部屋から一歩も外に出られないサンに、ドギムは「詩経」を読み聞かせる。
07(2024.8.26)
恵嬪ホン氏の命を受けたドギムは、世孫派の秘密会議「同徳会」のために妓房に出入りするサンを尾行する。ドンノに見つかり殺されかけるドギム。サンは主人である自分を差し置き母の命令を聞くのかと怒る。結局、サンはドギムを使い走りとして同徳会に迎え入れることに。一方、英祖はサンに政務を任せる代理聴政を考えていた。
06(2024.8.23)
東宮殿に配属されたドギム。サンから「二度と私の前に現れるな」と言われるが、そういうわけにもいかない。ドギムが気になるサンは、そばに控えるドギムの行動を常に目で追う。見習いを卒業して正式な宮女になる笄礼を控え、宮女たちは久しぶりに実家へ戻る。ドギムが向かった先はサンの実母、恵嬪ホン氏の屋敷だった。
05(2024.8.22)
王妃の提案で、筆写した書籍を提出するため1人で英祖に謁見することになったドギム。書を提出するだけで下がろうと思っていたが、筆跡を褒められてつい「東宮を許して欲しい」と言ってしまう。激怒した英祖はドギムに死ねと言い放つ。死ぬ前に望みはあるかと聞かれ、ドギムは家の没落と兄との別離について語り出す。
04(2024.8.21)
宮女たちの祭りの晩、王宮に虎が現れる。ドギムはサンの頼みで、朗読すると言って宮女たちを集め脱出させる。ドギムが虎に襲われかけた瞬間、サンの矢がドギムを救う。宮廷では、勝手に兵を動かしたサンに非難が集まる。虎退治に参加した兼司書(実はサン)にも罰が下ると聞いたドギムは、サンの妹たちと王妃のもとに参上し…。
03(2024.8.20)
東宮の書庫で働くドギムは、世子と知らずにサンを書庫から追い出す。自分は兼司書ホン・ドンノだと名乗るサン。宮女たちに小説を朗読するドギムの声を聞き、サンはつらい過去を思い出す。父の英祖に愛されず、息子のサンにつらく当たる世子。ドギムはサンに反省文を提出する。筆跡から書庫の生意気な宮女だと気づいたサンは…。
02(2024.8.19)
サンの祖父である英祖は、「史記」を嫌い禁書に指定していたが、サンは密かに所持していた。サンを世孫から廃そうとする勢力が英祖に讒訴、英祖は激怒する。一方、宮女たちの会話からそれを聞いたドギムは東宮の書庫で問題の頁を破いた。英祖はサンが破いたと思って怒りを解き、サンはホン・ドンノの機転だと思い感謝する。