長岡秀星回顧展 SPACE FANTASY –透明な宇宙を求めて– Imagine the future

NEWS

2021.03.29 長岡秀星作品展アンコールを開催!

2020.12.28 BSフジショッピングにて、版画/画集 特別限定通販スタート

2020.12.03 イベント直前生配信&プレミアムトークショー+バーチャル展覧会のお知らせ

2020.11.26 動画「長岡秀星回顧展 長岡秀星とシド・ミード」を公開しました。

2020.11.16 前売用ポストカードセット公開

2020.11.11 11月21日(土) 16:15~16:40 BSフジにて特番決定!!
『長岡秀星 世界のトップアーティストが認めた日本人』

2020.11.10 PR動画を公開しました。

2020.09.21 HPを公開しました。

長岡秀星作品展
「All ‘N All 太陽神」「I AM」の原画も特別展示

長岡秀星作品展 「All ‘N All 太陽神」「I AM」の原画も特別展示 4月1日(木)~24日(日)11時~18時 入場無料 THE OBSESSION GALLERY(東京・代官山)

会期

4月1日(木)~24日(日)11時~18時 入場無料

会場

THE OBSESSION GALLERY(東京・代官山)
※ご予約は不要ですが、新型コロナウイルス感染防止の観点から入場制限をさせていただく場合がございます。

昨年12月に開催した「長岡秀星回顧展 SPACE FANTASY」終了後、皆様から頂いた多くの感動のメッセージ、そしてコロナ禍の中お越し頂けなかった皆様からのご要望にお応えして、秀星がレコードジャケットに提供したイラストレーションを中心にした(Earth,Wind & Fire「All 'N All」「I AM」等)の原画と、前展では未公開の原画も展示。
版画を含む約20点の展覧会として開催致します。
会場では版画をはじめ、画集、ポストカードブックの販売。また参考資料として秀三(当時の名前)のイラストレーションが掲載されている昭和34年発行の「少年サンデー」他の資料も展示致します。
長岡秀星の驚異の創造・想像力に今一度触れられ、コロナ禍以降New Normalな時代に向けて、新しいエネルギーを心に刻んで頂きたく、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

開催情報 終了しました

会期

2020年12月8日(火)~27日(日)11:00-20:00*会期中無休(入場は19時30分まで)

会場

代官山ヒルサイドフォーラム

東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟

入場チケット

【前売】ポストカード付2,000円/一般1,500円/大高生1,200円/中小生600円
【当日】一般1,700円/大高生1,400円/中小生800円

前売チケット販売中!!
※会場内混雑緩和のため、前売チケットは時間帯/曜日によって<日付・時間指定>とさせて頂きます。

開催趣旨

 2020年は長岡秀星が1970年4月突然にアメリカに渡ってから50年の節目の年になります。当時コンピューターとは全く無縁の時代、面相筆、烏口、エアブラシで創造した宇宙・科学イラストレーションは、アフターコロナの時代、世界的に宇宙への関心が高まる中、観る側に地球・宇宙への想像と感心を限りなく膨らませてくれます。

 秀星が創造したイラストレーションは、70年代イラストレーション全盛の時代、大型グラビア誌(ライフ、ルック、サタディイヴニングポスト等)を席巻し、そして70年代後半から80年代に制作された数々の宇宙をモチーフとしたレコードジャケット(Carpenters、Earth, Wind & Fire、ELO、Maze、Jefferson Starship etc. )のイラストレーションはアルバム部門での数々のプラチナディスク受賞が物語るように、レコードアルバムジャケット文化を作り上げたと云っても過言ではありません。

 約40年前(1981年)、当時の伊勢丹美術館で開催された長岡秀星展は、その人気の高さに一種のパニックとなりました。(1981年月刊プレイボーイより)
本展は、宇宙・科学イラストレーションの原画、アルバムジャケットの原画、全約70点で構成、気鋭の展覧会デザイナー おおうち おさむ氏がデザインし、秀星の世界をリニューアルして開催します。

秀星が描いた近未来の世界は、時代を超えても、見るものを興奮と感動の世界に誘ってくれます。 本企画が近い将来に来るであろう宇宙の時代に向けて、世代を超えて多くの皆様が感じ、想像し宇宙への思いを馳せる機会になることを望んでやみません。

展示構成

On Space & Science

高校卒業まで壱岐で過ごす。海に潜り、飛行機と船の絵ばかり描く少年だった。高校を卒業して上京、武蔵野美術大学に入学するも、3年で退学し、イラストレーターとして、百科事典の図解、 少年向けの雑誌にメカニズム、宇宙向けの絵を提供した。1970年に渡米、渡米3ヶ月でカリフォルニアの雑誌「WEST」のカヴァーにスペースシャトルを描く。 この作品で宇宙を描く画家秀星の名前を全米が注目し始めた。
1986年つくば科学万博に展示された作品を含め約40点を展示。

On Record Jacket

1973年 Carpenters「Now & Then」の LPジャケットを描く。 レコードはミリオンセラーになり、この成功でサウンドとジャケットを視覚的に楽しむという新境地が生まれる。

Earth, Wind & Fireのリーダー、モーリス・ホワイトは「秀星、LPジャケットを描いてくれ。我々は秀星のジャケットを見て、そのイメージとのヴァイブレーションの中でサウンドを創りだしていこうと思う。」と云ってジャケットの制作を依頼した。そうして生まれた「I Am (黙示緑)」「All 'N All (太陽神)」の成功で秀星はポピュラー音楽界のトップイラストレーターになった。

音楽業界に大きな影響力を与えたアルバムカバー原画約30点を展示。

画集・グッズ

画集「長岡秀星 透明な宇宙を求めて SPACE FANTASY」

ポストカード15枚セット etc

長岡秀星回顧展 イメージソング

長岡秀星回顧展 SPACE FANTASY –透明な宇宙を求めて–イメージ・ソングも2曲決定!
クラシック・クロスオーバーのヴォーカル・ユニットLE VELVETSと、
YouTubeで話題の「シティソウル」バンドPenthouseがEarth, Wind & Fireの名曲をカヴァー!

LE VELVETS「宇宙のファンタジー」
Penthouse「SEPTEMBER」

LE VELVETS

柔らかく、上品で滑らかな生地、「Velvet」(ヴェルヴェット)に由来。
メンバーは4人で、全員が音楽大学声楽科を卒業し、テノールとバリトンで構成されたヴォーカル・グループ。
クラシックはもちろんロックやポップス、ジャズ、日本の民謡に至るまで、様々なジャンルの歌を自在に表現、独自の世界を創り上げている。
最新アルバム「WORLD MUSICAL」では、世界のミュージカルの名曲をLE VELVETSならではのアレンジにて収録。同タイトルツアーでは好評のうちに幕を閉じた。
10月にニュー・アルバム「PRAYLIST」をリリース予定。「宇宙のファンタジー」収録。
HP : https://www.le-velvets.com/

Penthouse

東京大学発6人組「シティソウル」バンド。洗練されたカバーやオリジナル楽曲をおよそ週1回のペースで投稿。パワフルな男女ツインボーカルを軸に、PfにはCateenが参加。「日常をおしゃれに彩る音楽」を探求している。
浪岡真太郎(Vo.&Gt.)大島真帆(Vo.)矢野慎太郎(Gt.)大原拓真(Ba.) Cateen(Pf.)平井辰典(Dr.)
▶︎Penthouse YouTube

なお今回のカバーソングにはゲストボーカルとして、ハモネプ2020優勝者るーか及び同2019決勝進出者おかのやともかが参加。
▶︎るーか YouTube
▶︎おかのやともか YouTube

作家プロフィール

長岡秀星(ながおか しゅうせい)

1936年 長崎市生まれ。
1945年 小学2年の時に長崎県壱岐島に疎開。被爆から逃れる。
小中高時代を壱岐で過ごし、模型作り、構造図を描くことに熱中する少年時代を過ごす。
1955年 壱岐高3年の時、出版社に投稿した「原子力旅客機」が「中学生の友」(小学館)巻頭グラビアに使用され、プロのイラストレーターとしての第一歩を始める。
高校卒業後、武蔵野美術学校デザイン科入学。
1970年 大阪万国博「住友館」コンセプト作りに参加。同年、渡米。
1973年 カーぺンターズ「ナウ・アンド・ゼン」のレコードジャケットに提供した細密な作品が評価され、アメリカ音楽業界のアルバム制作アーティストとして不動の地位を得る。
1977年 長岡秀星の名を世界的に高めたE.W&F.「太陽神」のレコードジャケットを制作。その成功を機にE.W&F.との絆を深める。
1981年 新宿伊勢丹美術館にて初個展開催。同美術館の動員記録をつくる。
「長岡秀星の世界」発売。(NHK出版)
1984年 「迷宮のアンドローラ」出版。(集英社)
1985年 つくば科学博政府出展パビリオン「宇宙コーナー」を制作。
「長岡秀星の世界PART2」発売。(NHK出版)
スペースシャトル構造図がスミソニアン博物館に所蔵。
1990年 以降ライフワークとしての宇宙長編物語「アナバシス」の制作を開始。
2015年 「アナバシス」の出版化、映画化の実現を果たすことなく逝去。

作家メッセージ

”21世紀を生きていく我々の残されたテーマは、やはり宇宙だと思います。映像、コンピューター、IC産業、セラミック、そういうものの需要は個別の需要で、その需要を作るもとのプロジェクトといったら宇宙しかありません。地球はもう分けつくされているし、トラブルの種で一杯です。皆で力を合わせてどこか外へでようよ...と、ほかの星から文句がでるのは将来の問題で、その時はその時で考えましょう、という処です。さしあたりは宇宙へ出かけていくことをテーマに、とにかく人類というものを活性化しないことには生き残れない。ですから、日本の将来においても一番役に立つのは「宇宙開発コーナー」だと手前みそで思っています。”

長岡秀星 LAにて (長岡秀星の世界・PARTII より抜粋) 1985年

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