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2025年8月8日(金) 08:55~10:00
<時代劇名作選>『新・座頭市Ⅲ』
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2025年8月8日(金) 08:55~10:00
第17話「この子誰の子」
毎週(月)~(金) 08:55~10:00
日本を代表するスター・勝新太郎が心血を注いだ伝説のテレビシリーズ「座頭市」の第4弾!今回は、ゲストに藤村志保が登場!
明神一家に追われる座頭市(勝新太郎)は、ひょんなことから“おとむらい屋”の母子、おとめ(藤村志保)、太郎吉(清水康晴)と道連れになった。
“おとむらい屋”とは、葬式のある家を見つけては乗り込み、太郎吉を故人の隠し子に仕立て、スキャンダルを内分にすませて欲しいのならと金一封をせしめる、人の不幸につけ込んだあこぎな“商売”だ。
どこか品があり、一見大家の奥様然としたおとめ、そして、太郎吉のあっぱれ名子役ぶりが、葬式で取りこみ中の虚をつき、商売はどこでも大成功だった。
世の中には変わった商売もあるものだと、市は苦笑を禁じえなかった。
しかしこの“商売”には“黒幕”がいた。ケチな旅烏の捨吉(蟹江敬三)と薬売り(平凡太郎)だ。
薬売りが葬式の情報を集め、おとめのヒモ気取りの捨吉が、いっさいのお膳立てをするという寸法だ。
そんな偏頗な環境が、童心にどんな悪影響を与えるか…。市は自分の不幸だった少年時代をかえり見て、太郎吉の行く末が心配になった。
だが、太郎吉は“商売”を離れては、子供らしく、のびのびとして屈託なく、明るかった。市はいっぺんに太郎吉と仲良しになった。
おとめと市の仲を邪推する捨吉が、市を明神一家に売った。
そして…。
Ⓒティーエムプロダクション Ⓒティーエムプロダクション
- <出演者>
- 座頭市:勝新太郎
- おとめ:藤村志保
- 太郎吉:清水康晴
- 甚八:多田幸雄
- 御隠居:北見唯一
- 御新造1:松村康世
- 御新造2:三笠敬子
- 御新造3:近江輝子
- 薬売り:平凡太郎
- 捨吉:蟹江敬三
- ほか
- <スタッフ>
- 原作:子母沢寛
- 脚本:佐藤繁子 奥村利夫
- 監督:太田昭和
- 音楽:村井邦彦
- 制作:勝プロ フジテレビ
前作の好評により、制作された『座頭市』のテレビシリーズ第4弾。
娯楽路線をベースに内容をさらに充実させ、市の個性や人間性をさらに広げながら、幅広い層によりわかりやすく親しんでもらう。
野放図な反面なかなかのちゃっかり屋で、ユーモアの横溢した言動のうらに独特の悲しみが漂う、善人のくせに時には愛すべき悪党にもなる、そんな人間臭さのある座頭市を、ご存知勝新太郎が演じる。
(全26話)