『知りたい！SDGs』

　 現在、日本の障がい者の総数は、人口の約7.6％に相当する964.7万人。そのうち、436万人が身体障がい者にあたる。障がい者に寄り添う取り組みが広がる中、今回は声を失った方に再び希望を与えるためSDGs活動を続ける方を取材。

東京医科歯科大学、歯科医師の山田さんは、口を動かすだけで声を作れるマウスピース型の人工喉頭を開発。従来の人工発声器は、手で持ち、喉に直接当ていたため手が不自由な人は使用できないという問題点があったが、マウスピース型によって手が不自由でもボタンさえ押せれば使用できる。通常、声はのどの奥にある「声帯」を、吐く息で震わせることで出すことができるが、この人工発声器はマウスピースにつけたスピーカーから出る音源で発声。舌や口を動かすだけで言葉を話すことができるため、病気や事故などで声帯を切除した人でも声を出すことが可能に。全ての人々が自分の声を使ってコミュニケーションを取れる社会を作りたいと話す。

SDGs って何？ どうして必要なの？
これから先の未来…　自分たちの青い地球はどうなっていくんだろう…

今、世界では温暖化、貧困、格差社会…　様々な地球規模の課題がある。
そこで、国連加盟国すべての国が2030年までに普遍的に取り組む“持続可能な開発目標”を定めた。
それが「SDGs」。掲げられた17の目標で、日本の達成率は79.6％！世界から見ると19位となっているため、さらにランキングを上げていくことが重要となる。
「SDGs」を子供や若者、高齢の方にもわかるよう、番組ナビゲーターの皆藤愛子がSDGs の全体コンセプトや、SDGs の各目標をひとつひとつわかりやすく解説！また、目標の解決に取り組んでいる事例も紹介していく。