『知りたい！SDGs』

世界では、貧困国を中心に、今後10年間で約6億人分の雇用が必要になると予測されている。貧しい国々では多くの人たちが、仕事に就いていても低賃金かつ生産性の低い仕事に就き、その現状から抜け出せずにいる。そんな中、洋服を使って雇用を生み出そうとSDGs活動をしている団体を取材。

オンラインショップやサステナブル企画のプロデュースを展開する企業。アフリカの現地雇用を促進するため、「UNION ISLANDプロジェクト」を立ち上げた。「UNION ISLANDSプロジェクト」とは、アフリカの文化と日本の技術を融合して新規事業や新製品を生み出して雇用を促進するプロジェクト。
プロジェクトとしての第1弾アイテムは、オリジナルのＴシャツとパーカー。ケニアの現地スタッフが三つ編みした紐を日本国内の縫製工場に持ち込み、オリジナルパーカーのフードスピンドルとして活用。現地で作られる鮮やかな生地はオリジナルのＴシャツのハンドメイドポケットなどに使用し、これらのアイテムはオンラインショップで販売。プロジェクトの収益はアフリカでの社会貢献事業・現地雇用創出に活用される。バングラデシュでも安定した雇用の為現地の方々がワークウェアを製造する「WORK4 BANGLAプロジェクト」も始動。これからも「消費が未来を変える」というテーマで一人でも多くの人々の生活を豊かにしていきたいという。

SDGs って何？ どうして必要なの？
これから先の未来…　自分たちの青い地球はどうなっていくんだろう…

今、世界では温暖化、貧困、格差社会…　様々な地球規模の課題がある。
そこで、国連加盟国すべての国が2030年までに普遍的に取り組む“持続可能な開発目標”を定めた。
それが「SDGs」。しかし、日本での認知度は16％とまだまだ低く、お茶の間や若者には馴染みがない…
「SDGs」を子供や若者、高齢の方にもわかるよう、番組ナビゲーターの曽田麻衣子がSDGs の全体コンセプトや、SDGs の各目標をひとつひとつわかりやすく解説！また、目標の解決に取り組んでいる事例も紹介していく。