『知りたい！SDGs』

今回紹介するSDGsは、目標12「つくる責任つかう責任」。これは持続可能な生産消費形態を確保するために掲げられた目標。

洋服などに使われており、私たちの身の回りで身近な素材の１つ、コットン。原材料の綿花は、世界の織物産品需要のおよそ半分を占め、繊維以外にも油分がマーガリンや石鹸などに使われている。しかし、虫がつきやすく病気になりやすい綿花の栽培には、大量の農薬を使うことが一般的で、近年それが問題視されていた。農薬に触れた体には、呼吸器系や皮膚の疾患やがんの発症が見られたり、土壌が汚染されて生態系も変わってしまう恐れもある。そこで、「株式会社ジム」ではオーガニックコットンにこだわった商品を開発。綿花製品の安心・安全を確立し、次の世代の人たちに届けることでビジネスはもちろん、生活面での安全にもつなげて行くことを願っている。

SDGs って何？ どうして必要なの？
これから先の未来…　自分たちの青い地球はどうなっていくんだろう…

今、世界では温暖化、貧困、格差社会…　様々な地球規模の課題がある。
そこで、国連加盟国すべての国が2030年までに普遍的に取り組む“持続可能な開発目標”を定めた。
それが「SDGs」。しかし、日本での認知度は16％とまだまだ低く、お茶の間や若者には馴染みがない…
「SDGs」を子供や若者、高齢の方にもわかるよう、番組ナビゲーターの曽田麻衣子がSDGs の全体コンセプトや、SDGs の各目標をひとつひとつわかりやすく解説！また、目標の解決に取り組んでいる事例も紹介していく。