放送日：
2023年4月20日(木) 22:55～23:00

地震などの大災害が起きた際、高確率で起きるのが停電。
2011年東日本大震災において、地震や津波により受けた停電期間は、最長でなんと約3か月にも及んでいる。その後も様々な地域で災害による停電が起きていて、いつどこで電気が止まるかは誰にも予測できない。そこで、電気を使わないある設備を開発し、SDGs活動を行う企業を取材。

自動ドアの製造・販売・設置などを行う会社では、電気を使わず人の重さで開く自動ドアを開発。
ドアの前に立つと通常の自動ドアのように開閉するが、電気は一切使っていないという。床の下にシーソーのような棒が入っており、人が乗るとテコの原理で棒の反対側が持ち上がり、棒に繋がったローラーが転がって、ドアが押し開く仕組みとなっている。電気を使わないため、災害時に停電してしまっても通常のように開閉が可能な上、非常に弱い力で閉まるので、万が一挟まれても怪我をする事もない。現在は、高速道路のパーキングエリアをはじめ各自治体や商業施設に導入し、特許も取得。子どもたちの明るい未来の為、できる事を精一杯頑張りたいという。

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