知りたい!SDGs

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#172:

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放送日:
2023年1月12日(木) 22:55~23:00

令和元年度における全国の産業廃棄物の総排出量は約3億8600万トン。そのうち、主に木材で構成されている廃棄物の木くずは、795.5万トンに及ぶ。環境省が発表している資料によると、木くずの処理費用は10キロあたり100~300円ほどというデータがでている。例えば10キロを150円で計算すると、795.5万トンの処理にはなんと約1,200億円もの費用がかかることになる。そんな中、木くずを有効利用しようとSDGs活動を行う人を取材。

新潟県長岡市で廃材を活用した作品を作っている加治聖哉さん。全長4メートルにも及ぶ、山の神をイメージして作られたその名も「神籬(ひもろぎ)」。脚や骨格となる部分には地域の工務店から譲り受けた建築廃材を使用。加治さんは本来捨てられてしまうはずだった廃材を使って動物の作品を作っている。これ以外にも、全ての作品に廃材を使用し、「廃材アート」として再び命を吹き込んでる。加治さんは、「廃材アート」を伝える活動やワークショップなども行い、その際、参加者に必ず話すのが、「お金のこと」。活動をしていく中で経験したことをお話しできればいいと思って話しているとのこと。

出演者

ナビゲーター:皆藤愛子 /
ナレーション:金本涼輔


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