放送日：
2023年1月5日(木) 22:55～23:00

2050年には世界の人口が97億人に増加すると予測されている。人口増加に伴い懸念されているのが、食糧危機。中でも牛肉や豚肉を中心とするタンパク質は早ければ2025年から2030年には需要に供給が追いつかなくなる「タンパク質危機」が起こると予測されている。必要なタンパク質の確保が難しくなる中この問題を解決しようとSDGsに取り組む企業を取材。

大豆などの植物由来から代替肉を製造・販売している。大豆や小麦などの穀物から油を絞って抽出したタンパク質の粉を、特殊な装置を使って肉の形に成形。圧力、熱、水分の調節で肉の食感を再現し、質感などを肉の見た目に近づけている。「美味しくなければ肉の代わりに選んでもらえない」と考え、見た目と食感、味などを徹底的に追求し、3年間かけて商品を開発。代替肉以外の動物性食品を作り出す開発も行い、オーツ麦を主な原料とした植物性のミルクや大豆を原料とした植物性ツナなど様々な代替食品を製造・販売している。（代替肉が）当たり前になるというところまで持っていくには時間もかかるので流行りではなく生活の中に落とし込んでいきたいという。

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