放送日：
2022年11月10日(木) 22:55～23:00

不登校児童生徒数は8年連続で増加していて、約55％の不登校児童生徒が90日以上欠席しているという。不登校が続くと、ひきこもりになってしまうケースも少なく、2018年の調べによると15歳〜39歳のひきこもりは全国で約54万人いるとの調査結果が出ており、そのうちの実に34.7％が7年以上もひきこもりを続けている。長期化すると原因は、引きこもることによって社会復帰が困難と感じてしまうこと。この問題を解決しようとSDGs活動を始めたあるお店を取材。

愛知県にあるカフェワンぽてぃとはひきこもりや不登校の子たちが気軽に働ける場所として提供している。ここでは、最短で「15分」勤務しただけで賃金が支払われる。ひきこもりの人たちは就労関連の理由でつまずくことが多いため、15分という短い時間によって、心理的なハードルを下げる効果を期待しているという。勤務表などもなく好きな時に来て、最短15分から働ける上、当日の勤務時間を15分単位で増やしていくことができ、つらくなったら休むことができる。こうした雇い方・受け入れ先が増えていくことを願っているという。

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