放送日：
2022年10月27日(木) 22:55～23:00

私たちの生活に欠かせない自動車。国内だけで年間800万台以上が生産されていますが、そのリサイクルの現状は、部品としてリユースしたり素材としてリサイクルしたりして、約99％が再利用され、残りの約1％を埋立処分している。数字だけで見ると、再利用率は優秀なように見えるが台数にすると、年間300万台以上が廃車になり、その中の1％を重さに換算すると、なんと年間約2万トンが毎年日本のどこかで埋め立てられていることになる。そんな現状を改善しようと、SDGs活動に取り組んいる企業を取材。

群馬県藤岡市にある自動車の解体リサイクルなどを行う株式会社ギヤは、自動車の廃材であるシートベルトと、エアバッグを使って丈夫なトートバッグを作っている。人の命を守るシートベルトは丈夫な素材で作られていて、経年劣化も少ない素材。何本も縫い合わせ、バッグの外側にする。エアバッグも丈夫な布で出来ているため、バッグの内袋に最適。頑丈なので長く使うことができる。今後は、ゴミをさらにゼロに近づけるべく、取り組んでいきたいそう。

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