放送日：
2022年9月1日(木) 22:55～23:00

茎の長さが規格と異なる、茎が曲がっているなどの理由や、売れ残りなどで生花が廃棄されてしまう長年の「ロスフラワー」問題。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要の冷え込みも、深刻化の要因の一つになっている。そんな現状を救おうと、花のサブスクリプション事業などを行う企業を取材。

日本初・日本最大級の、ポストに花が届く定期便サービス「ブルーミー」を運営する会社。利用者の自宅に定期的に花が届くサービスで、現在、全国で10万世帯以上が利用。こちらのサービスでは、これまで規格外として使われなかった花を、独自の「ブルーミー規格」により市場流通を可能に。「ブルーミー規格」での累計買い取り数は現在15万本を突破。一般的な生花店では、売上数が読めないため、売れ残りがどうしても発生してしまうが、このサービスではサブスクリプションであるため、事前に必要な分だけ花を仕入れることができるので、フラワーロス削減に繋がっている。この取り組みが評価され、「日本スタートアップ大賞2022」農林水産大臣賞を受賞。農家が大切に育てた花を1本でも多く、色々な家庭に届けられるような懸け橋になれたら嬉しいという。

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