放送日：
2022年6月23日(木) 22:55～23:00

「全国の公立学校1897校で、2558人もの教員が不足している」という調査結果が、今年文部科学省から公表された。このままでは全国の子供たちが十分な教育を受けるのが難しくなる。そんな現状を解決するために、「エドテック」という教育とテクノロジーを組み合わせたサービスが注目され始めている。例えば、スマートフォンやタブレットで語学の習得や受験対策ができる学習アプリなどがその代表例。今回は、ユニークな方法を用いて教員不足の問題を解決しようと活動する企業を取材。

AIコミュニケーションロボット「ユニボ」を使って子どもと会話しながら勉強を教える先生ロボットの開発に取り組んでいる。「ユニボ」は可愛い見た目のロボットで、教員不足を解決し教師の負担を軽減できる救世主。タブレット学習とは違い、生徒と表情豊かに会話をし、問題の解説や答えを顔に表示することで1対1の対話形式で授業を進行させることができる。さらに学習履歴をサーバーで蓄積しているため生徒ひとりひとりにあった教え方や会話内容なども今後、改善していく予定。ユニボ先生が教育現場に入ることにより教師の負担軽減を目指していくという。

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