放送日：
2022年2月10日(木) 22:55～23:00

2015年にSDGsが国連で採択されてから、日本でもその認知はだんだんと広がっている。去年、行われた調査では半数以上の人がSDGsという言葉を知っていることが分かった。特に、10代のSDGs認知率は7割を超え、若年層の理解度の高さが示されている。実際に、SDGs活動に力を入れている学校もここ数年増えてきている。千葉市にある国立大学では、教育の一環として2003年に「千葉大学環境ISO学生委員会」を設立。

こちらの委員会は、「環境マネジメントシステム実習」の受講生で構成され、毎年1年生～3年生の約200人が所属する学生団体。地域や企業と連携し、学内や付近の環境改善やSDGsの達成に向けた様々な活動を学生主体で行っている。例えば「千産千消フェア」地元の京葉銀行の取引先である農業法人や食品加工業者などが学生主催のイベントで地元産品の販売を行うことで、来場者に地産地消をアピール。
さらに、学生たちが地域の小中学校に行き、エコマークやグリーンマークなどの「環境ラベル」の説明を中心とした独自の授業を展開する「eco教室」も実施している。活動を通して、SDGsについて学ぶと共に、社会貢献も果たしていきたいと思っているそう。

MOVIE