放送日：
2021年6月24日(木) 22:55～23:00

国際エネルギー機関は、2021年の世界のCO2排出量が330億トンになるとの見通しを発表。大量のCO2排出は、ますます地球温暖化を早めるなど環境への影響も大きいため長年問題となっている。

この問題を解決すべく、各国でさまざまな取り組みがされている。例えば、フランスでは家庭で出た生ゴミなどから作られたバイオガスで走るバスが街中を運行している。
今回は、日本の鉄道会社・東急株式会社のエネルギーのクリーン化の取り組みを紹介。東京都世田谷区の三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ東急世田谷線は、2019年3月から東北電力グループが保有する地熱と水力のみで発電された再生可能エネルギー100％の電車を全列車に導入。また、1962年に日本の鉄道で初めての「オールステンレス車両」として登場した旧7000系は東急線を引退後、青森県や石川県、大阪府の鉄道でデザインを変更するなどし、現在も活躍している。さらに、渋谷駅に世界初となる大規模自然換気システムを採用している。

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