放送日：
2021年3月18日(木) 22:55～23:00

今回紹介するSDGsは目標12「つくる責任　つかう責任」
これは持続可能な消費と生産のパターンを確保するために掲げられた目標である。

使えなくなってしまった不用品などを再生してもう一度利用するリサイクル。ペットボトルをリサイクルすることによってゴミ袋や卵のパックなど様々なものに形を変えるが、革製品など、リサイクルしにくい素材もある。皮、ゴムの廃棄量は、東京都だけでも年間およそ24,000トン。
今回は、その革製品を新しく生まれ変わらせる事でSDGsに取り組む企業を紹介。その企業が今年1月に大田区にオープンさせたのが野球のグローブを販売するお店「Re-Birth」。野球グローブの多くは上質な天然皮革(ひかく)が使われており、貴重な再生可能資源なのだが、使用後に廃棄されるケースが多い。しかし、このお店ではグローブが廃棄される前に集め、高度な加工技術で高品質のグローブを再生し、未来のプレーヤーに繋いでいる。また、思い出のグローブを飾れるよう、独自の技術でインテリアにもリメイク可能。グローブと同じ革と縫い糸を使用し、カードケースやペンケースなどの革小物にも生まれ変わらせている。野球グローブの循環を通して、新しい野球文化の構築とプレイヤー増加に貢献していきたいと考えているそう。

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