放送日：
2021年2月18日(木) 22:55～23:00

今回紹介するSDGsは目標12「つくる責任　つかう責任」
これは、持続可能な消費と生産のパターンを確保するために掲げられた目標である。

日本では、年間約4272万トンゴミが出ており、これは東京ドーム115杯分に匹敵し、内40％～50％は食品廃棄物だと言われている。さらに、コロナ禍の外出自粛によって家庭で過ごす人が増え、家庭ゴミの回収量も前年に比べおよそ10%も増加している。 今回は、本来廃棄されてしまう食品を使い、ある物を作るプロジェクトを紹介。鹿児島県沖永良部島の自然素材を生かしたものづくりに挑戦している宮澤夕加里さんは「えらぶ色クレヨン」の開発・販売を行なっている。このクレヨンは、廃棄される果物の皮などの天然資源を使った完全無添加のクレヨンで、使用している資源のほとんどが沖永良部島産である。さらに、島の特産品のジャガイモ・馬鈴薯も傷や病気のために出荷できず廃棄されていると知り、そのでんぷんを使った「ジャガイモねんど」も開発し、島の介護施設等での体験会も実施。限られた資源の有効活用や、フードロスについて考えるきっかけになるよう活動している。

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