放送日：
2020年12月10日(木) 22:55～23:00

今回紹介するSDGsは目標2「飢餓をゼロに」
これは飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する目標である。

食べ残しや、売れ残り、賞味期限が近いなど、様々な理由で、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」。世界では7人に1人の子供たちが貧困で食事に困っている一方、日本の食品ロスは年間で612万トンにものぼり、1人当たり1年で約48kgの食品を捨てている計算になる。そんな中、「もったいない」の精神で食品ロスの削減に努めている団体がある。それは、日本もったいない食品センターを全国で9箇所運営している、エコイート。エコイートでは廃棄予定の食品や飲料を買取または無償で引き取り、販売可能な商品を安く販売。さらに規格外や賞味期限が近い食品など“食べられる状態”にも関わらず廃棄される食品を回収し福祉施設や災害時、被災地に直接寄贈している。またエコイートの売り上げはフードロス削減活動費や生活困窮者への寄贈にかかる費用にあてたりと様々な支援活動も行っている。