放送日：
2020年8月27日(木) 22:55～23:00

今回紹介するSDGsは目標15「陸の豊かさも守ろう」
これは、持続可能なかたちで森林の管理や砂漠化へ対処し、生物多様性の損失に歯止めをかけるために掲げられた目標である。

現在、地球上の陸地面積の30％以上である約40億haを森林が占めている。しかし、1年間に約756万haの森林が失われており、これは1分間にサッカーコート27面分が失われている計算になる。そんな中、環境保護から一歩進んだ形で社会貢献も視野に入れて紙製品を開発・販売する企業を取材。名刺・封筒・挨拶状などオフィス向け紙製品を中心とした事業を行う株式会社山櫻。ここでは、2025年までに製品の95％をエシカルな素材にすることを目指している。エシカルな素材とは、環境に配慮されたリサイクル素材や自然素材のことで、山櫻では1990年に業界で初めて再生紙を使用した名刺を発売して以来、エシカルな製品の企画・販売に力をいれている。さらに、売り上げの一部を「WWFジャパン（世界自然保護基金ジャパン）」などに寄付。2018年には環境省グッドライフアワード「サステナブル・ビジネス賞」を受賞するなど地球環境への様々な取り組みが認められ、評価を受けている。