放送日：
2020年5月7日(木) 22:55～23:00

今回紹介するSDGsは、目標12「つくる責任 つかう責任」。これは持続可能な消費と生産のパターンを確保する目標である。日本の食品ロスは年間およそ621万トン。これは、日本が飢餓に苦しむ国に援助として送っている食料の約2倍にも及ぶ。今回は、こういった食品ロスの問題に取り組んでいる東京都新宿区にあるパルシステム生活共同組合連合会を紹介。

こちらでは“選ぶで変わる”をキャッフレーズに大きく分けて3つの活動を行っている。そのうちの一つが『「ほんもの」をおいしくムダなく使いこなそう！』。規格外作物の有効活用や日本の食文化のひとつである保存食づくりを提案する事で食料のロスを減らそうとする狙いがある。他にも農業体験ツアーなどを開催する事で生産者から栽培の苦労など食べ物にまつわる物語を知る『「ほんもの」をつくる生産者・メーカーと会おう、話そう、伝えよう！』。商品に記載されたマークを目印に「遺伝子組み換え原料不使用」など安心で安全な商品を選ぶことができる『「ほんもの」の価値を知り、一人ひとりが選択しよう！』。と、それぞれ具体的な目標をたて一人ひとりの「選ぶこと」「買うこと」が、持続可能な社会を作っていくというメッセージを発信している。

MOVIE