放送日：
2020年4月30日(木) 22:55～23:00

今回紹介するSDGsは、目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」。これは全ての人に安価で信頼できるエネルギーを普及させるために掲げられた目標である。

資源の乏しい日本では、エネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に頼っていて自給率はわずか9.6％。これは先進国35カ国のうち、二番目に低い水準である。 そこで今回は、日本でもエネルギーを地産地消しようと試行錯誤している金沢工業大学の取り組みを紹介。金沢工業大学では、キャンパス内で社会実装型の様々な実証実験を行い太陽光発電、バイオマス発電などの再生可能エネルギーや蓄電池、電気自動車等をトータルにコントロールし、安定に供給するエネルギーマネージメント技術を研究している。例えば、再生可能エネルギーのバイオマス発電設備ではバイオマスボイラーの熱を電気に変換したり、燃料となる木材チップを地元森林組合から購入することで林業の活性化や雇用創出にもつなげている。

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