放送日：
2020年2月13日(木) 22:55～23:00

今回紹介するSDGsは、目標11 「住み続けられるまちづくりを」。これは「安全で災害に強く、人々が住みやすい都市。そして災害後も早く回復できる持続可能なまちづくり」を掲げた目標である。

近い将来での発生が懸念されている「南海トラフ巨大地震及び首都直下地震」。東京都江東区有明にある「東京臨海広域防災公園」は大震災が起きたときの体制を整えるためにつくられた公園。普段は芝生が広がりピクニックやBBQなどができる地域の方の憩いの場だが、災害時にはこの芝生の広場は災害支援のベースキャンプとしての利用が可能。人命救助や災害復旧の活動拠点で消防や自衛隊など、被災地に派遣される人々が集まる場所になったり、災害時ヘリポートにもなる。

また公園敷地内にある本部棟の中には、緊急災害現地対策本部が設置されるオペレーションルームもあり、政府から要請があればすぐに稼働できるよう日々備えられていたり、地震発生後を疑似体験できる施設もある。

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