放送日：
2019年12月5日(木) 22:55～23:00

　今回紹介するSDGsは、目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」。これは、「すべての人々に、手頃で信頼できる持続可能な近代的エネルギーを確保する」という目標を掲げたものだ。
　今回紹介するのは、東京都大田区に工場を構える”バイオエナジー“。バイオマス（化石資源を除く、再生可能な生物由来の有機性資源）からエネルギーを生み出す取り組みをしている会社である。バイオマスの原料は様々で、木材やとうもろこしなどが知られているが、こちらで集められた生ゴミ、食品廃棄物をバイオマスとして利用をしている。首都圏では、大量の食品廃棄物が発生しており、この大部分は焼却され灰となって埋め立て処分されている。バイオエナジーではそんな食品廃棄物を再利用し1日におよそ50万人の食品廃棄に相当する110トンを処理することで電気や都市ガスというエネルギーを作り出す。生ゴミから持続可能な近代的エネルギーを作る！化石燃料や原子力に頼らない、クリーンなエネルギーを作る取り組みに注目が集まっている。

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