＜名作ドラマ劇場＞『龍は眠る』

週刊誌記者の昭吾（石黒）はドライブの途中で、自転車がパンクした高校生・慎司（岡田）に出会い車に乗せる。慎司は人の持ち物に触ると、その人の過去や心理が読み取れる能力があると話し、昭吾と別れた恋人・千枝子（寺田千穂）との会話を再現してみせた。しかし慎司のいとこ・直也（東）が昭吾を訪ねてきて、慎司には近づかないでくれという。
その後、慎司の両親に会った昭吾は、慎司は幼い頃から超能力を持っていて、直也は慎司以上の超能力者と知る。直也の住まいを訪ねると、言葉の不自由な女性・七恵がいて、筆談で「私は彼の力に助けられました」という。