＜サンデードキュメンタリー＞『100台のピアノ物語』

音楽教室で役目を終えたピアノたちに、「第二の人生」をあげたい。
そんな想いから、老舗楽器店 山野楽器が古くなったピアノを修理・調整し、必要とする人々に寄贈するプロジェクトを始めた。
グランドピアノから電子ピアノまで、その数、合計100台。
応募方法は手紙のみ。「私のピアノへの想い」をしたためることが応募条件となった。そして全国から400通以上のピアノ愛あふれる手紙が届いた…

番組では当選した100組の中から、数組に密着取材。
豪雨被害にあった熊本のピアノ教室、
ピアノを奏でることに熱中する山梨の少年、
家族とともに演奏する日を夢見る岩手の男性、
鹿児島の離島・宝島の島民が待ちに待ったピアノ…

ピアノが届けられ、初めて演奏する瞬間に立ち会い、それぞれのバックストーリーを見つめる。
生活の中に「ピアノ」という楽器がやってくることが、人にどんなきっかけをもたらすのか、その現場に立ち会うドキュメンタリー。