2022年11月6日(日) 14:00~14:55

『八木亜希子のおしゃべりミュージアム』

次回の放送予定

2022年11月6日(日) 14:00~14:55
第25回「群馬県立近代美術館」

 フリーキャスターの八木亜希子が国内の魅力ある美術館や博物館をめぐる「八木亜希子のおしゃべりミュージアム」。放送25回目を迎えた今回は、群馬県にある群馬県立近代美術館に訪れる。JR高崎駅から車で20分程度。東京ドーム約5.5個分の面積をもつ広大な公園「群馬の森」内にある群馬県立近代美術館。
 開館は1974年。再来年で50周年を迎える歴史ある美術館。建物の設計は建築界のノーベル賞とも言われる「プリツカー賞」を2019年に日本人8人目として受賞した磯崎新さん。およそ50年前に建てられたとは思えないその優美な建物は、この美術館の顔となっている。
 所蔵作品はとにかく豊富でピカソ、モネ、ルノワール、ムンクなど近代の西洋美術作品を始め、湯浅一郎、福沢一郎など群馬ゆかりのアーティストや著名日本美術の近現代作品など。これを7つある展示室で堪能することができる。
 さらに、この美術館には世界中から注目される所蔵作品まである。その所蔵作品とは、最近特に注目を集めている“戦争の悲惨さ”を描いたパブロ・ピカソ作「ゲルニカ」。この作品を元に制作された、世界中で3点しかない「ゲルニカ(タピスリ)」。その1点がこの美術館にあったのだ。数奇な運命を辿ってきたゲルニカに込められた想いとは?
 群馬県に初めて誕生した美術館で、およそ50年の歴史を持つ「群馬県立近代美術館」の魅力について、特別館長の岡部昌幸さんに話を伺った。今回は緑あふれる群馬の森の中に建立する、この美術館の魅力について豊富な作品群に囲まれながら八木亜希子がおしゃべりで迫る。

出演者・スタッフ

<撮影地>
群馬県立近代美術館 (群馬県高崎市綿貫町992-1)
<出演>
八木亜希子
  ・
岡部 昌幸さん(特別館長)
田中 龍也さん(学芸員)
佐藤 聖子さん(学芸員)
太田 佳鈴さん(学芸員)

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