＜時代劇名作選＞『大江戸捜査網』

三年前、島流しにあった息子の銀次が帰ってくるのを喜んでいた老夫婦が何者かに殺された。
探索にのり出した隠密同心は、銀次が三年前捕えられた時、全てを白状し、そのため一味の首領は捕えられ獄門にかけられた、という事実をつかんだ。
今度の老夫婦殺しは、跡目を継いで首領になった暗闇の喜さぶと、その一味の銀次に対する復讐と睨んだ隠密同心の十文字小弥太は、喜さぶの行方を探しはじめた…。

“隠密同心心得の状。わが命、わがものと思わず、武門の儀あくまで陰にして、己の器量伏し、ご下命いかにしても果たすべし、なお、死して屍、拾う者なし。”

この名調子に、あの西部劇タッチのテーマ曲が流れてくれば、心躍る時代劇ファンはいまだに多いはず。
豪華キャストが演じる隠密同心たちが風吹きすさぶ夜の江戸の街を舞台にチームプレーで魅せるアクションに是非ご注目ください！
（全26話）