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2024年8月23日(金) 18:00~19:00

<時代劇>『隠密奉行 朝比奈 第2シリーズ』

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放送休止

2024年8月16日(金)

次回の放送予定

2024年8月23日(金) 18:00~19:00
第8話「奈良・金魚になった少女」

毎週(金) 18:00~19:00

大和郡山で相次ぐ火災。放火の下手人は、お家断絶により郡山城を追われた本多家旧臣か?城下で徹底的な浪人狩りが行われる。
「のんびり奈良見物などできそうもありませんな」朝比奈、キリッと出発。
大和郡山の特産は金魚。「お土産は断然金魚に決めました」りんさんのリクエストには、げんなり そして奈良。のんびり鹿にエサをあげていた真鍋、浪人狩りに巻き込まれ、奈良奉行所の牢屋へ。一方の朝比奈は、金魚の養殖をする初老の男・大野甚左衛門と 出会う。元は本多家の家老だったという大野。まさかお家再興を期して陰謀を企んでいるのでは、と一瞬探る朝比奈だったが、金魚やその世話をする手伝いの少 女かすみへの、穏やかで愛ある視線を見るにつけ、野心の無いことを知る。
が、少女かすみの方は、実はスパイなのだった。奈良奉行・山川勘兵衛 の配下、伊賀忍者・竜玄の娘で、本多家残党の動きを見張るため、大野の元に張り込んでいるのだ。しかし大野の人柄にふれるにつけ、自分の任務に疑問を抱く かすみ。現郡山藩主・柳沢家への復讐に燃える父を、哀しい目で見る。
殺されるところを命からがら逃げ出してきた真鍋から、奈良奉行・山川勘兵衛が旧本多家の残党を根絶やしにするつもりだと聞いた朝比奈は、先手を討つ。脱走 浪人を捕まえたと称して、縛り上げた真鍋を連れて、山川の元へ行くと、「私は隠密奉行の不正を見張る御小人目付…真鍋とだけ名乗っておこう」
真鍋「えー!?」
さて、奈良・大和郡山を舞台に繰り広げられる大アクション篇。この先、どうなりますか。


※1999年制作

出演者・スタッフ

<出演者>
朝比奈河内守正清:北大路欣也
りん:萬田久子
真鍋平太郎:金田明夫
渡辺弥左衛門:鶴田忍
土屋相模守:船越英二
<ゲスト>
かすみ: つぐみ
大野甚左衛門:勝部演之
大久保山城守:大出俊
山川勘兵衛:篠塚勝
<スタッフ>
原案:隆慶一郎
音楽:渡辺俊幸
ナレーター:能村太郎
企画:能村庸一、石原隆(フジテレビ)
加藤貢(東映)
プロデューサー:保原賢一郎(フジテレビ)
上阪久和、小嶋雄嗣、塚田英明(東映)
脚本:志村正浩
監督:長岡鉦司

番組概要

大目付は将軍、老中に代わって諸大名を監察する役職である。
諸藩の謀叛から幕府を守るため、身分を隠し、日本国中へ探索の足を向ける。
その権限は大きく、その判断が一藩の取り潰しに及ぶことも、しばしばであった。
ために、諸藩は大目付の潜入を警戒し、ひそかに、朝比奈河内守を隠密奉行と呼んで恐れた。

「真鍋を呼べ!」呼び出され、今日も上司の渡辺弥左衛門(鶴田忍)に怒られている御小人目付の真鍋平太郎(金田明夫)。大目付・朝比奈さま(北大路欣也)の行状を監視するのがお役目なのですが、朝比奈さまは神出鬼没。老中・土屋さま(船越英二)の密命を受け、今日もいつのまにかどこか遠方の藩に行ってしまいました。大目付の身分を隠し、そう「隠密奉行」として。

しょうがないので真鍋は、屋敷の掃除をしたり、甘いものを買ってきたりとご機嫌をとって朝比奈さまの奥方りんさん(萬田久子)から聞き出そうとします。でも教えてくれません。
「奥さまー、朝比奈さまの行き先を教えてくださーい」
「だめよー、わたしが殿様に怒られちゃうもの」
だけどなんとかヒントを探り出し、後を追う真鍋。

だけど、道中だまされて無一文になってしまいました。仕方なくたどり着いた先の宿屋で風呂焚きなんかしてると、あら、朝比奈さまと偶然再会できたりするから、これが不思議です。
「真鍋じゃないか。よくここがわかったな」
「あー、朝比奈さ…」
「しっ!」
そう、既に朝比奈さまは「朝日林太郎」と名乗って、この地でアクションを起こしている。

待望の第2シーズン。

「その謀(はかりごと)叶わず!」

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