Ⓒ東映

2024年8月2日(金) 18:00~19:00

<時代劇>『隠密奉行 朝比奈 第2シリーズ』

次回の放送予定

2024年8月2日(金) 18:00~19:00
第6話「逃げる女・鳥取砂丘の決闘」

毎週(金)18:00~19:00

どこまでも果てしなく続く砂の大地。彼方から一人の女・夢路が狂ったように走ってくる。ハッと立ち止まるその前方に、笠を被った男が一人。いきなり抜刀、斬り付ける。鮮血!男、倒れた女をズルズルとどこまでも引きずっていき……

さて、朝比奈。藩主・忠勝と国家老・荒木田監物が争っているという因幡鳥取藩へ。砂丘で、女の櫛を拾い、その櫛を手がかりに、殺された夢路という廓の女の謎を追う。調べによると夢路は国家老・荒木田の愛人で、最近赤ん坊を産んだ後、何者かに斬殺され、その赤ん坊は神隠しにあったという。

実はその赤ん坊、大きな陰謀に利用されていた。生まれたばかりの鳥取藩のお世継ぎとすり替えられているのだ。藩主・忠勝がかわいがっているのは、実は荒木田が夢路に生ませた子で、本当の子は殺す段取りなのだ。……が、その殺す役目の女・加菜が、赤子を抱いたまま逃走したから、悪党どもは大慌て。逃げる加菜を何としても見つけ出し、赤子を殺せ!てな訳だ。

そして、朝比奈は祠の中に隠れていた加菜と赤ん坊に出会った。さてさて、事件の解決だけでなく、子守りもやるハメになった朝比奈の活躍をお楽しみに。

出演者・スタッフ

<出演者>
朝比奈河内守正清:北大路欣也
りん:萬田久子
真鍋平太郎:金田明夫
渡辺弥左衛門:鶴田忍
土屋相模守:船越英二
<ゲスト>
加菜:佐藤友紀
篠原一馬:井田州彦
荒木田監物:山本亘
<スタッフ>
原案:隆慶一郎
音楽:渡辺俊幸
ナレーター:能村太郎
企画:能村庸一、石原隆(フジテレビ)
加藤貢(東映)
プロデューサー:保原賢一郎(フジテレビ)
上阪久和、小嶋雄嗣、塚田英明(東映)
脚本:尾西兼一
監督:齋藤光正

番組概要

大目付は将軍、老中に代わって諸大名を監察する役職である。
諸藩の謀叛から幕府を守るため、身分を隠し、日本国中へ探索の足を向ける。
その権限は大きく、その判断が一藩の取り潰しに及ぶことも、しばしばであった。
ために、諸藩は大目付の潜入を警戒し、ひそかに、朝比奈河内守を隠密奉行と呼んで恐れた。

「真鍋を呼べ!」呼び出され、今日も上司の渡辺弥左衛門(鶴田忍)に怒られている御小人目付の真鍋平太郎(金田明夫)。大目付・朝比奈さま(北大路欣也)の行状を監視するのがお役目なのですが、朝比奈さまは神出鬼没。老中・土屋さま(船越英二)の密命を受け、今日もいつのまにかどこか遠方の藩に行ってしまいました。大目付の身分を隠し、そう「隠密奉行」として。

しょうがないので真鍋は、屋敷の掃除をしたり、甘いものを買ってきたりとご機嫌をとって朝比奈さまの奥方りんさん(萬田久子)から聞き出そうとします。でも教えてくれません。
「奥さまー、朝比奈さまの行き先を教えてくださーい」
「だめよー、わたしが殿様に怒られちゃうもの」
だけどなんとかヒントを探り出し、後を追う真鍋。

だけど、道中だまされて無一文になってしまいました。仕方なくたどり着いた先の宿屋で風呂焚きなんかしてると、あら、朝比奈さまと偶然再会できたりするから、これが不思議です。
「真鍋じゃないか。よくここがわかったな」
「あー、朝比奈さ…」
「しっ!」
そう、既に朝比奈さまは「朝日林太郎」と名乗って、この地でアクションを起こしている。

待望の第2シーズン。

「その謀(はかりごと)叶わず!」

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