Ⓒ東映

2024年7月12日(金) 18:00~19:00

<時代劇>『隠密奉行 朝比奈 第2シリーズ』

次回の放送予定

2024年7月12日(金) 18:00~19:00
第3話「備前岡山でもらった手紙」

毎週(金) 18:00~19:00

あまり知られていない事だが、大目付には、全国から送られてくる「仇討ち」の許可願いを管理するという役目がある。ある日の朝比奈(北大路欣也)、その執務中、一件気になる報告を見つける。それは、志乃という二十歳の娘の父の仇討ち願いだった。その仇討ちの行方が気になった朝比奈、備前岡山藩領内で水争いが絶えないという別の報告を理由に、山陽道へ向かう。

備前岡山城下、朝比奈はお弓(濱田 万葉)という旅篭の女中を助ける。優しくて頼りがいのある朝比奈に恋するお弓。一方、お弓がいつも思い詰めた顔をしているのを気にかける朝比奈。お弓と親しい同じ宿の女中お袖(松尾 あぐり)の話では、お弓は実は武家の出だという……そう、お弓は仇討ちの娘・志乃だった。下男の弥平(早川 純一)ともう一年間も、父の仇、元津山藩士の平田三右衛門(立川 三貴)を探している。

弥平の努力で、平田が郡奉行の稲葉掃部(伊藤 敏八)の屋敷に匿われていることを突き止めるお弓。しかし、稲葉の配下に弥平は斬られて死ぬ。ひとしきり泣き濡れた後、お弓は一人乗り込む決意をした。そのお弓に助っ人を買って出る朝比奈。武家の娘の意地でお弓は断るが……「しばらくここで待っててくれ」朝比奈は、稲葉の屋敷に一人ずんずん入っていく!!お弓の悲願は?

出演者・スタッフ

<出演者>
朝比奈河内守正清:北大路欣也
りん:萬田久子
真鍋平太郎:金田明夫
渡辺弥左衛門:鶴田忍
土屋相模守:船越英二
<ゲスト>
お弓:濱田万葉
平田三右衛門:立川三貴
稲葉掃部:伊藤敏八
お袖:松尾あぐり
弥平:早川純一
<スタッフ>
原案:隆慶一郎
音楽:渡辺俊幸
ナレーター:能村太郎
企画:能村庸一、石原隆(フジテレビ)
加藤貢(東映)
プロデューサー:保原賢一郎(フジテレビ)
上阪久和、小嶋雄嗣、塚田英明(東映)
脚本:中村勝行
監督:杉村六郎

番組概要

大目付は将軍、老中に代わって諸大名を監察する役職である。
諸藩の謀叛から幕府を守るため、身分を隠し、日本国中へ探索の足を向ける。
その権限は大きく、その判断が一藩の取り潰しに及ぶことも、しばしばであった。
ために、諸藩は大目付の潜入を警戒し、ひそかに、朝比奈河内守を隠密奉行と呼んで恐れた。

「真鍋を呼べ!」呼び出され、今日も上司の渡辺弥左衛門(鶴田忍)に怒られている御小人目付の真鍋平太郎(金田明夫)。大目付・朝比奈さま(北大路欣也)の行状を監視するのがお役目なのですが、朝比奈さまは神出鬼没。老中・土屋さま(船越英二)の密命を受け、今日もいつのまにかどこか遠方の藩に行ってしまいました。大目付の身分を隠し、そう「隠密奉行」として。

しょうがないので真鍋は、屋敷の掃除をしたり、甘いものを買ってきたりとご機嫌をとって朝比奈さまの奥方りんさん(萬田久子)から聞き出そうとします。でも教えてくれません。
「奥さまー、朝比奈さまの行き先を教えてくださーい」
「だめよー、わたしが殿様に怒られちゃうもの」
だけどなんとかヒントを探り出し、後を追う真鍋。

だけど、道中だまされて無一文になってしまいました。仕方なくたどり着いた先の宿屋で風呂焚きなんかしてると、あら、朝比奈さまと偶然再会できたりするから、これが不思議です。
「真鍋じゃないか。よくここがわかったな」
「あー、朝比奈さ…」
「しっ!」
そう、既に朝比奈さまは「朝日林太郎」と名乗って、この地でアクションを起こしている。

待望の第2シーズン。

「その謀(はかりごと)叶わず!」

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