Ⓒ東映

2024年2月2日(金) 18:35~19:30

<時代劇>『隠密奉行 朝比奈 第2シリーズ』

次回の放送予定

2024年2月2日(金) 18:35~19:30
第1話「南国土佐、よみがえる海賊船」

毎週(金)18:35~19:30

土佐藩の御用船と偽って近づく海賊船!襲われた船の船頭・三蔵が唯一生き残り、土佐山内家の紋の入ったのぼり旗を握って浜にうちつけられた。そしてその旗は、江戸城の老中・土屋相模守の元へ……かくして朝比奈が呼び出された。「土佐だ。行ってくれるな、朝比奈」

土佐の国。朝比奈は、縄抜けの名人、女手妻(手品)師のお豊(喜多嶋舞)と出会う。朝比奈の男っぷりに惚れたお豊は、後をついて来る。さて、三蔵と落ち合うはずの寺には、海賊たちが待ち構えていた。蹴散らし、三蔵の元へ駆けつける朝比奈。三蔵が息絶える前に言い残した手がかりは、「妙見菩薩」!

海賊の落としていった紙片。それは、寺に額絵馬を納めた受け取り票だった。その寺、長元寺へ行く朝比奈とお豊。そこで見つけた船絵馬にはオランダ船の絵が。その時、お豊が叫んだ。「お父っつあんの船だ!」それは生き別れたお豊の父、船大工の弥平次(寺田豊)が設計した船の絵だった。

弥平次は、浦奉行・神谷右京之介(伊藤高)と海賊・北斗の左源太(曽根晴美)に海岸の小屋に監禁され、南海の果てまで走れる強力な海賊船の設計をさせられていた。そこへ、堂々と現れる朝比奈。「貴様、何者だ?」朝比奈の真意は?

出演者・スタッフ

<出演者>
朝比奈河内守正清:北大路欣也
りん:萬田久子
真鍋平太郎:金田明夫
渡辺弥左衛門:鶴田忍
土屋相模守:船越英二
<ゲスト>
お豊:喜多嶋舞
弥平次:寺田農
不破左馬之助:寺尾聰
北斗の左源太:曽根晴美
<スタッフ>
原案:隆慶一郎
音楽:渡辺俊幸
ナレーター:能村太郎
企画:能村庸一、石原隆(フジテレビ)
加藤貢(東映)
プロデューサー:保原賢一郎(フジテレビ)
上阪久和、小嶋雄嗣、塚田英明(東映)
脚本:大野靖子
監督:斎藤光正

番組概要

大目付は将軍、老中に代わって諸大名を監察する役職である。
諸藩の謀叛から幕府を守るため、身分を隠し、日本国中へ探索の足を向ける。
その権限は大きく、その判断が一藩の取り潰しに及ぶことも、しばしばであった。
ために、諸藩は大目付の潜入を警戒し、ひそかに、朝比奈河内守を隠密奉行と呼んで恐れた。

「真鍋を呼べ!」呼び出され、今日も上司の渡辺弥左衛門(鶴田忍)に怒られている御小人目付の真鍋平太郎(金田明夫)。大目付・朝比奈さま(北大路欣也)の行状を監視するのがお役目なのですが、朝比奈さまは神出鬼没。老中・土屋さま(船越英二)の密命を受け、今日もいつのまにかどこか遠方の藩に行ってしまいました。大目付の身分を隠し、そう「隠密奉行」として。

しょうがないので真鍋は、屋敷の掃除をしたり、甘いものを買ってきたりとご機嫌をとって朝比奈さまの奥方りんさん(萬田久子)から聞き出そうとします。でも教えてくれません。
「奥さまー、朝比奈さまの行き先を教えてくださーい」
「だめよー、わたしが殿様に怒られちゃうもの」
だけどなんとかヒントを探り出し、後を追う真鍋。

だけど、道中だまされて無一文になってしまいました。仕方なくたどり着いた先の宿屋で風呂焚きなんかしてると、あら、朝比奈さまと偶然再会できたりするから、これが不思議です。
「真鍋じゃないか。よくここがわかったな」
「あー、朝比奈さ…」
「しっ!」
そう、既に朝比奈さまは「朝日林太郎」と名乗って、この地でアクションを起こしている。

待望の第2シーズン。

「その謀(はかりごと)叶わず!」

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