
- 時代劇
- 字
2025年5月3日(土) 12:00~14:00
『さらば鬼平犯科帳 ~鬼平死す~』
2025年5月3日(土) 12:00~14:00
火付盗賊改メ長官の長谷川平蔵(中村吉右衛門)は父の墓参りのために、公儀に届けを出して京へ向かった。
お供は木村忠吾(尾美としのり)ただ一人である。
久しぶりに江戸を離れた平蔵は、日頃の激務から解放されてくつろいだ気分で旅を続け、無事墓参りを終えた。
ところが、帰路の途中で大変な事が起こった。
平蔵は江戸には帰って来なかった。
忠吾によると、平蔵は鈴鹿峠で忠吾とはぐれ、谷底に足を滑らせて命を落としたのだという。
妻の久栄(多岐川裕美)始め、小林金弥(中村歌昇)ら部下の同心たちには信じられない。
しかし、忠吾に同行した鈴鹿の関所の役人二人が、鈴鹿山中での捜索の模様を話し、鹿も通わぬ難所で平蔵の足跡が発見され、やがて愛用していた銀のキセルも見つかったことを聞くに及んで、遺体は見つからなかったものの死んだとしか思えなくなった。
平蔵が好んだ軍鶏鍋の店、本所の五鉄には、密偵という立場のために、葬儀にも顔を出せない相模の彦十(江戸家猫八)、おまさ(梶芽衣子)、小房の粂八(蟹江敬三)、大滝の五郎蔵(綿引勝彦)が集まって平蔵をしのんだ。
その頃大坂では、平蔵が死んだ、という話を聞いた凶悪な盗賊・白子屋菊右衛門(金田竜之介)が、これを機会に江戸へ乗り込んで荒らし回ろうと企んでいた。
朝が来て、彦十、おまさ、粂八、五郎蔵が五鉄から外へ出ると、霧の中に深編笠の男が立っていて…。
Ⓒ松竹
- <出演者>
- 長谷川平蔵:中村吉右衛門
- 久栄:多岐川裕美
- 小林金弥:中村歌昇
- 酒井祐助:勝野洋
- 木村忠吾:尾美としのり
- おまさ:梶芽衣子
- 相模の彦十:江戸家猫八
- 小房の粂八:蟹江敬三
- 白子屋菊右衛門:金田竜之介
- 松平定信:市村羽左衛門
- ほか
- <スタッフ>
- 企画:市川久夫 能村庸一 武田功
- プロデューサー:西渕憲司 松本宗大
- 原作:池波正太郎
- 脚本:古田求
- 音楽:津島利章
- 監督:酒井信行
- 制作:フジテレビ 松竹株式会社
H0004194-0001
『さらば鬼平犯科帳 ~鬼平死す~』
/oniheishisu/pub/img/index_1.jpg