Ⓒ松竹

2025年6月21日(土) 15:00~16:55

『鬼平犯科帳 THE FINAL』

次回の放送予定

2025年6月21日(土) 15:00~16:55
前編「五年目の客」

長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、おまさ(梶芽衣子)らと共に船で市中を見回っていた。
山谷堀に入ったところで、伊三次(三浦浩一)が江口の音吉(谷原章介)を見つける。
音吉は、遠州の大盗賊・羽佐間の文蔵(吉澤健)の手下だった男。
今後、文蔵と音吉が江戸で盗みを働くことに備え、おまさは音吉をつけることに。
おまさら密偵たちの尾行により、文蔵と音吉の狙いが「丹波屋」という旅籠であることが判明する。

「丹波屋」の主人は源兵衛(平泉成)、おかみはお吉(若村麻由美)。
音吉の見張りを続けていたおまさは、お吉を見て険しい表情になる。
音吉が「丹波屋」に入る前に、船宿であいびきしていた相手がお吉だったからだ。

お吉は、5年前に自身の生活のため、そして病弱だった弟・庄次(渡辺大)のため、品川の遊郭で働いていた。
そこで音吉と出会い、彼が寝ている間に、つい出来心から五十両を盗んでしまった。
その後、源兵衛と出会い、小さな幸せを掴みかけたが、そこに客として5年ぶりに音吉が現れたのだ。
音吉に脅されるものと思い込み、彼に言われるがままに体を任せてしまったお吉。
しかし音吉の狙いは盗みのための下調べだった。

その頃、火付盗賊改方が、妖気の漂う殺気をまとった謎の剣豪・石動虎太郎(尾上菊之助)に次々に襲われる事件が発生。
その事件は、平蔵の上司にあたる京極備前守(橋爪功)をも巻き込むほどの大きな影となり、平蔵らを襲うことに…。

出演者・スタッフ

<出演者>
中村吉右衛門
多岐川裕美
梶芽衣子
勝野洋
中村又五郎
若村麻由美
谷原章介
尾上菊之助 
橋爪功
<スタッフ>
原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
企画:能村庸一、武田功
プロデューサー:羽鳥健一、成河広明、佐生哲雄、足立弘平 
脚本:金子成人
監督:山下智彦
音楽:津島利章
制作:フジテレビ、松竹

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