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2025年12月15日(月) 18:30~19:25

<時代劇>『鬼平犯科帳 第4シリーズ』

次回の放送予定

2025年12月15日(月) 18:30~19:25
第9話「霧の七郎」

毎週(月) 18:30~19:25

江戸近郊、渋谷村の荒れ寺に、大盗賊・霧の七郎(片桐竜次)一味が潜んでいた。
七郎の兄・小川や梅吉は、長谷川平蔵(中村吉右衛門)に捕まり処刑された。
七郎は、平蔵への復讐の機会をうかがっていた。
七郎の考えた復讐は、本宅に住む平蔵の一人息子・辰蔵(長尾豪二郎)を殺すことだった。
そんなことは知らない辰蔵は、女遊びにうつつを抜かし、母の久栄(多岐川裕美)を心配させていた。
一方、市中見回りの平蔵は、つけられているのを感じていた。
ある日、辰蔵は叔父の三沢仙右衛門(北村和夫)の屋敷へ向かう。
仙右衛門は辰蔵の女道楽のために金をくれていた。が、その日辰蔵はひどい下痢と腹痛で道端に倒れてしまう。
上杉周太郎(原田大二郎)という若い浪人が介抱してくれた。
しかし、上杉は「実は辰蔵の命を狙っている」と言い、「だが病人相手にはやる気がない」と言う…。
腕はたつが、少々変わった人柄の上杉は、辰蔵とその悪友の三人で岡場所に行ってしまった。
上杉は七郎に会い、殺しの仕事を断る。
数日後、辰蔵は偶然上杉と出会う。
依頼人の名を言おうとしない上杉だが、ある条件がかなえば教えるという。
それは、腕試しのために平蔵と立ち会うという願いだった。平蔵は申し出を受け入れた。
八奴に構える上杉。平蔵が勝ったものの、かなりの使い手だった。
上杉は、平蔵の役宅で七郎の人相書きを見せられる。
確認を渋っていた上杉だが、七郎の数々の悪行を知らされ、認める。
平蔵とその配下は、七郎の隠れ家を徹底的に監視する。
七郎は、辰蔵の殺害を諦め、仙右衛門に復讐の的を絞るが…。

出演者・スタッフ

<出演者>
長谷川平蔵:中村吉右衛門
山田市太郎:辻政宏
佐嶋忠介:高橋悦史
彦十:江戸家猫八
沢田子平次:真田健一郎
三沢仙右衛門:北村和夫
竹内孫四郎:中村吉三郎
山崎国之進:中村吉次
松浦与助:小島三児
阿部弥太郎:竹内隆治
上杉周太郎:原田大二郎
ナレーター:中西龍
ほか
<スタッフ>
原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
企画:市川久夫 鈴木哲夫
プロデューサー:能村庸一 佐生哲雄
音楽:津島利章
脚本:安倍徹郎
監督:小野田嘉幹
制作:フジテレビ 松竹株式会社
制作協力:京都映画株式会社

番組概要

中村吉右衛門の当たり役として、平成元年から平成10年までの10年間で133本放送し好評を得てきた『鬼平犯科帳』。今回は第4シリーズをお届けする。
いつの世にも悪は絶えない…。徳川幕府は火付盗賊改方という特別警察を設けていた。凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まる為である。
独自の機動性を与えられたこの火付盗賊改方の長官こそ長谷川平蔵。人呼んで鬼の平蔵である。
その平蔵の活躍を描いた人気時代劇!(全18話)

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