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2025年11月24日(月) 18:30~19:25
<時代劇>『鬼平犯科帳 第4シリーズ』
2025年11月24日(月) 18:30~19:25
第6話「俄か雨」
毎週(月) 18:30~19:25
火付盗賊改方の細川峯太郎(中村歌昇)は、日夜そろばんを弾く無口な男。
だが、非番の日に目黒不動近くの空き家で色っぽい年増のお長(長谷直美)と戯れているのを、見回り中に雨宿りに来た長谷川平蔵(中村吉右衛門)に見られてしまう。
そこに、空き家を仮宿とする浪人が戻って来た。
浪人の一撃で細川は気絶。平蔵が得意の空手で浪人を倒すが、その後意識を取り戻し慌てて逃げる細川は、自分のふんどしを忘れてしまう。
翌日、細川は平蔵に呼ばれる。「腹を切れ」と叱責する平蔵だが、お幸という娘を妻にすれば許すと言う。
お幸(若林志穂)は、細川と同じ長屋に住む娘で、かねてから細川に思いを寄せていた。
平蔵は、そんなお幸の胸の内を知っていた。
細川は断れるはずもなく、祝言をあげる。が、一転して「女房はいいものだ」と言い出す。
人が変わったように陽気になった細川は、平蔵の計らいで市中見回りの探索方に配置換えとなった。
盗賊たちの人相書きの中に、鳥羽の彦蔵(柴田侊彦)という冷酷な悪党がいた。
彦蔵は、目黒の雑貨屋「かぎや」の女房・おきぬ(志水季里子)と浮気をしていた。
そして、「かぎや」の隣りに住むのがかつての細川の相手であるお長。
死んだ亭主の父親と暮らしているお長は、その後会わなくなった細川を恋しく思っていた。
そして、細川もお長を思い出し浮気心がはたらいた。
目黒へ向かう細川は、彦蔵と出会い、人相書きを思い出してハッとする。
お長に会えなくなることをためらいながらも、彦蔵を尾行することに。
彦蔵が「かぎや」に入るのを見て、使いを役宅に出し、自分は近くの雑木林に張り込んだ。
応援も待ちながらもお長に会いたくなる細川。我慢しきれずにお長の家に向かおうとしたところに平蔵と、彦蔵の顔を知るおまさ(梶芽衣子)がやって来る。
そして、彦蔵に間違いないことを確信し…。

©松竹 
©松竹
- <出演者>
- 長谷川平蔵:中村吉右衛門
- 長谷川久栄:多岐川裕美
- 酒井祐助:勝野洋
- 細川峯太郎:中村歌昇
- 沢田子平次:真田健一郎
- おまさ:梶芽衣子
- 竹内孫四郎:中村吉三郎
- 山崎国之進:中村吉次
- 木村忠吾:尾美としのり
- お長:長谷直美
- お幸:若林志穂
- ナレーター:中西龍
- ほか
- <スタッフ>
- 原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
- 企画:市川久夫 鈴木哲夫
- プロデューサー:能村庸一 佐生哲雄
- 音楽:津島利章
- 脚本:下飯坂菊馬
- 監督:高瀬昌弘
- 制作:フジテレビ 松竹株式会社
- 制作協力:京都映画株式会社
中村吉右衛門の当たり役として、平成元年から平成10年までの10年間で133本放送し好評を得てきた『鬼平犯科帳』。今回は第4シリーズをお届けする。
いつの世にも悪は絶えない…。徳川幕府は火付盗賊改方という特別警察を設けていた。凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まる為である。
独自の機動性を与えられたこの火付盗賊改方の長官こそ長谷川平蔵。人呼んで鬼の平蔵である。
その平蔵の活躍を描いた人気時代劇!(全18話)


