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2025年11月17日(月) 18:30~19:25
<時代劇>『鬼平犯科帳 第4シリーズ』
2025年11月17日(月) 18:30~19:25
第5話「深川・千鳥橋」
毎週(月) 18:30~19:25
深川千鳥橋のたもとで待ち合わせた大工の万三(高橋長英)と茶屋の女・お元(一色彩子)は、出会い茶屋で抱き合う。
万三は、重い結核に冒され、先は長くない。お元も結核を患っていた。
万三は、金を稼いで房州白浜に移り住み、お元に死に水をとってもらおうと決意する。
実は万三には、大工仕事でひいた店の間取り図を盗賊に売るという裏稼業があった。
長谷川平蔵(中村吉右衛門)の密偵・おまさ(梶芽衣子)は、万三が足を洗ったとはいえ元盗賊の金兵衛(根上淳)のうなぎ屋に入るのを見ていぶかしく思う。
おまさに報告を受け、酒井祐助(勝野洋)ら平蔵の部下は、万三をすぐ捕らえるべきだと言う。
が、おまさと彦十(江戸家猫八)は「もうすぐ死ぬ男に慈悲を」と懇願し平蔵も同意する。
万三は、五年前に新築した「金子屋」の図面を持っていった。
金兵衛は盗賊への仲介を約束する。冥土への支度金が出来たことをお元に告げると「汚い金では安らかに死ねない」と万三をいさめる。
万三が改心するよう、信心する千鳥橋のたもとで祈るお元だった…。
そのころ、おまさと彦十は、盗賊改め方に恨みを持つ盗賊たちに殺されそうになる。
危ないところに酒井が来て、一味をことごとく斬る。
そして、己斐の文助(三上真一郎)が図面を盗賊の弥平次(山本昌平)に売ることになったが…。

©松竹 
©松竹
- <出演者>
- 長谷川平蔵:中村吉右衛門
- 長谷川久栄:多岐川裕美
- 酒井祐助:勝野洋
- 相模の彦十:江戸家猫八
- 沢田子平次:真田健一郎
- おまさ:梶芽衣子
- 竹内孫四郎:中村吉三郎
- 山崎国之進:中村吉次
- お元:一色彩子
- 万三:高橋長英
- 大和屋金兵衛:根上淳
- ナレーター:中西龍
- ほか
- <スタッフ>
- 原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
- 企画:市川久夫 鈴木哲夫
- プロデューサー:能村庸一 佐生哲雄
- 音楽:津島利章
- 脚本:安藤日出男
- 監督:貞永方久
- 制作:フジテレビ 松竹株式会社
- 制作協力:京都映画株式会社
中村吉右衛門の当たり役として、平成元年から平成10年までの10年間で133本放送し好評を得てきた『鬼平犯科帳』。今回は第4シリーズをお届けする。
いつの世にも悪は絶えない…。徳川幕府は火付盗賊改方という特別警察を設けていた。凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まる為である。
独自の機動性を与えられたこの火付盗賊改方の長官こそ長谷川平蔵。人呼んで鬼の平蔵である。
その平蔵の活躍を描いた人気時代劇!(全18話)


