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2025年11月3日(月) 18:30~19:25
<時代劇>『鬼平犯科帳 第4シリーズ』
2025年11月3日(月) 18:30~19:25
第3話「盗賊婚礼」
毎週(月) 18:30~19:25
先代の約束を守るために行われた盗賊一味の婚礼。しかし、そこに隠されていた卑劣な計画とは?
一文字一味は、関東を稼ぎ場所とした盗賊たち。
殺生はせず、難儀する者には手出しをせず、女は犯さずという昔ながらの掟を守っている。
一味の根城は料理屋「瓢箪屋」。長谷川平蔵(中村吉右衛門)もひいきにしているが、盗人宿とは知らない。
首領の弥太郎(三ツ木清隆)は二代目。そこに、盗賊・鳴海の繁蔵(寺田農)の使いで、長島の久五郎(中村橋之助)が訪ねてきた。
久五郎は、一文字の先代の配下だった。鳴海も二代目で、先代の教えに背いて急ぎ働きをしていた。
久五郎の姿を平蔵の密偵・おまさ(梶芽衣子)が目撃していた。
繁蔵からの使いの用事は、弥太郎と繁蔵の妹・お糸との縁談。先代同士が健在のころの約束だが、なぜか今ごろ話が持ち上がった。
弥太郎の部下・勘助(垂水悟郎)は、繁蔵一味が江戸へ進出するための方便だと反対したが、弥太郎は親の遺言には逆らえないと、話を受けることに。
おまさは、久五郎を箱根まで尾行し宿に潜入する。宿には、繁蔵と子分の八十助(井上博一)と愛人のお梅(田中由美子)らがいた。
実は、お糸はすでに病死していた。お梅がお糸になりすまし祝言をあげる。
そして、弥太郎を骨抜きにし、一味からの寝返り者を使って組織を乗っ取ろうと企んでいた。
その使者であった久五郎は、繁蔵にこの企みをやめにするよう告げる。が、反対に殴られる。
久五郎は、一文字の先代の女に手を出し、本来なら殺されるところを鳴海に預けられ助かったのだ。
先代への恩義を感じての発言だった。
鳴海一味が江戸へ入る。心晴れない久五郎は、賭博場でおまさを見る。
箱根の宿でおまさを見て以来、怪しいと思っていた久五郎は「町方の手先なら、明日の晩、『瓢箪屋』に行け」と密告するが…。

©松竹 
©松竹
- <出演者>
- 長谷川平蔵:中村吉右衛門
- 長谷川久栄:多岐川裕美
- 佐嶋忠介:高橋悦史
- 木村忠吾:尾美としのり
- 沢田子平次:真田健一郎
- 村松忠之進:沼田爆
- 竹内孫四郎:中村吉三郎
- 山崎国之進:中村吉次
- 井関録之助:夏八木勲
- おまさ:梶芽衣子
- 相模の彦十:江戸家猫八
- 山田市太郎:辻政宏
- 伊三次:三浦浩一
- 長島の久五郎 :三代目 中村橋之助
- 一文字の弥太郎:三ツ木清隆
- お梅:田中由美子
- 瓢箪屋勘助:垂水悟郎
- 鳴海の繁蔵:寺田農
- ナレーター:中西龍
- ほか
- <スタッフ>
- 原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
- 企画:市川久夫 鈴木哲夫
- プロデューサー:能村庸一 佐生哲雄
- 音楽:津島利章
- 脚本:井出雅人
- 監督:小野田嘉幹
- 制作:フジテレビ 松竹株式会社
- 制作協力:京都映画株式会社
中村吉右衛門の当たり役として、平成元年から平成10年までの10年間で133本放送し好評を得てきた『鬼平犯科帳』。今回は第4シリーズをお届けする。
いつの世にも悪は絶えない…。徳川幕府は火付盗賊改方という特別警察を設けていた。凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まる為である。
独自の機動性を与えられたこの火付盗賊改方の長官こそ長谷川平蔵。人呼んで鬼の平蔵である。
その平蔵の活躍を描いた人気時代劇!(全18話)


