Ⓒ松竹

2025年7月7日(月) 18:30~19:25

<時代劇>『鬼平犯科帳 第3シリーズ』

次回の放送予定

2025年7月7日(月) 18:30~19:25
第6話「いろおとこ」

毎週(月) 18:30~19:25

火付盗賊改方同心の寺田源三郎(鷲生功)は、本所・回向院で自分の顔を見るなり逃げ出した女のあとを追い捕まえる。
その女、おせつ(山下智子)は、元は盗賊の引き込み女。
そして、源三郎の亡き兄、又太郎の密偵をしていた。
一年前、盗賊の音蔵(浜田晃)を追っていた又太郎は、おせつの情報をもとに彼を尾行。
だが、音蔵は又太郎の動きをつかんでいて、逆に殺されてしまう。
以来、源三郎は兄の仇を討とうと音蔵の行方を追っていた。
源三郎は、兄に愛されたおせつと男女の仲になっていた。
あるとき、おせつが働く居酒屋の主人で、おせつの叔父である市兵衛(中井啓輔)が二人の関係を知ってしまう。
市兵衛はかつての音蔵の仲間。一年前に又太郎を音蔵に売ったのも市兵衛だった。
音蔵への義理と、姪への情との間で板挟みの市兵衛は悩んだ。
そんな中、音蔵が残忍な押し込み強盗をはたらいた。
長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、音蔵の事件を調べるうちに又太郎がこの件で何も報告しなかったことを不審に思う。
源三郎もそうかもしれないと思った平蔵は、音蔵の件から手を引くように命じる。
素直に応じる源三郎をますますいぶかしく思う。
おせつは、源三郎のために音蔵の隠れ家を教えるよう市兵衛に迫る。市兵衛もこれに応じる。
一方、源三郎が市兵衛を訪ねる。
平蔵の命で彦十(江戸家猫八)が尾行を開始。市兵衛の居酒屋を見張る彦十。
そこに平蔵が通りかかる。出てきた源三郎を平蔵がつける。
音蔵の居場所を教えるという市兵衛の話は罠だった。
近くの神社で待つように言われた源三郎を待っていたのは、音蔵が雇った用心棒だった。
その刀をかわせず、源三郎は太股を斬られる。
助けたのは平蔵だった。平蔵は、自分勝手に動いた源三郎を一喝した。
そして、居酒屋に音蔵の手下が来たことで、罠だと気づいたおせつだが…。

出演者・スタッフ

<出演者>
長谷川平蔵:中村吉右衛門
長谷川久栄:多岐川裕美
山田市太郎:三ツ矢真之
木村忠吾:尾美としのり
おせつ:山下智子
竹内孫四郎:中村吉三郎
おまさ:梶芽衣子
沢田小平次:真田健一郎
山崎国之進:中村吉次
相模の彦十:江戸家猫八
寺田源三郎:鷲生功
松永彌四郎:宮川不二夫
ナレーター:中西龍
ほか
<スタッフ>
原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
企画:市川久夫、鈴木哲夫
プロデューサー:能村庸一、佐生哲雄
音楽:津島利章
脚本:笠原和夫
監督:加島幹也
制作:フジテレビ/松竹株式会社
制作協力:京都映画株式会社

番組概要

中村吉右衛門の当たり役として、平成元年から平成10年までの10年間で133本放送し好評を得てきた『鬼平犯科帳』。今回は第3シリーズをお届けする。
いつの世にも悪は絶えない。徳川幕府は火付盗賊改方という特別警察を設けていた。凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まる為である。
独自の機動性を与えられたこの火付盗賊改方の長官こそ長谷川平蔵。人呼んで鬼の平蔵である。
その平蔵の活躍を描いた人気時代劇!
(全18話)

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