
- 時代劇
- 字
2025年9月29日(月) 18:30~19:25
<時代劇>『鬼平犯科帳 第3シリーズ』
お知らせ
放送休止
9月22日(月)の放送は休止となります。
次回放送は9月29日(月)18:30~です。
2025年9月29日(月) 18:30~19:25
第16話「忠吾なみだ雨」
毎週(月) 18:30~19:25
木村忠吾(尾美としのり)が市内を見回り中に、浪人に絡まれている町娘のお雪(喜多嶋舞)を助ける。
お雪は足袋問屋「つちや」を営む叔父の善四郎(山田吾一)と暮らしている。
美人のお雪に惚れた忠吾は、ぞっこんになり付き合い始める。
お雪も忠吾にひかれ、二人は男女の仲に。忠吾はお雪と夫婦になる決心をし、長谷川平蔵(中村吉右衛門)に申し出る。平蔵も祝福した。
しかし、お雪は実は盗賊、鈴鹿の又兵衛(高松英郎)の娘だった。
善四郎は又兵衛の義理の弟で、すでに足を洗っていた。そこで、お雪を代わりに育て、又兵衛が引退したら親子で一緒に住むつもりだった。
父親の素性を知らないお雪は、上方で商いをしていると信じていた。
お雪の様子がおかしいことに気付いた善四郎は、お雪から惚れた相手が盗賊改めの同心と知り愕然とする。それを知った又兵衛のショックも大きかった。
平蔵の密偵、彦十(江戸家猫八)は町で善四郎を見かける。
まだ盗賊だと思い善四郎を尾行する彦十は、足袋屋に入るのを見る。
その報告を聞いた平蔵は、忠吾とお雪のことを思う。
調査したところ、実らない縁は明らかだった。忠吾は、つちやを訪れてもお雪に会わせてはもらえないようになっていた。
平蔵は忠吾をしばらくの間内勤にし、お雪のことは任せるように言う。
又兵衛の最後のつとめの時が迫ってきた。善四郎は、その間、お雪を連れて江戸を去ることに。
一方、平蔵は又兵衛の動きを配下に監視させ、押し込み先を突き止める。
そして、お雪と善四郎をおまさ(梶芽衣子)が尾行するが…。
Ⓒ松竹
- <出演者>
- 長谷川平蔵:中村吉右衛門
- 長谷川久栄:多岐川裕美
- 佐嶋忠介:高橋悦史
- 木村忠吾:尾美としのり
- 沢田小平次:真田健一郎
- 竹内孫四郎:中村吉三郎
- 山田市太郎:三ツ矢真之
- 山崎国之進:中村吉次
- おまさ:梶芽衣子
- 相模の彦十:江戸家猫八
- お雪:喜多嶋舞
- つちや善四郎:山田吾一
- ナレーター:中西龍
- ほか
- <スタッフ>
- 原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
- 企画:市川久夫、鈴木哲夫
- プロデューサー:能村庸一、佐生哲雄
- 音楽:津島利章
- 脚本:下飯坂菊馬
- 監督:小野田嘉幹
- 制作:フジテレビ/松竹株式会社
- 制作協力:京都映画株式会社
中村吉右衛門の当たり役として、平成元年から平成10年までの10年間で133本放送し好評を得てきた『鬼平犯科帳』。今回は第3シリーズをお届けする。
いつの世にも悪は絶えない。徳川幕府は火付盗賊改方という特別警察を設けていた。凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まる為である。
独自の機動性を与えられたこの火付盗賊改方の長官こそ長谷川平蔵。人呼んで鬼の平蔵である。
その平蔵の活躍を描いた人気時代劇!
(全18話)