
- 時代劇
- 字
2025年8月25日(月) 18:30~19:25
<時代劇>『鬼平犯科帳 第3シリーズ』
2025年8月25日(月) 18:30~19:25
第12話「隠居金七百両」
毎週(月) 18:30~19:25
長谷川平蔵(中村吉右衛門)の嫡男・辰蔵(長尾豪二郎)は、平蔵に代わり私邸の留守を預かっている。
だが、平蔵と違い剣術の才は乏しい。しかも、旗本の息子の阿部弥太郎(坂詰貴之)と女遊びにうつつを抜かしている。
その辰蔵が、茶店「笹屋」の娘・お順(浅野愛子)に惚れてしまう。
笹屋の主は無愛想な男・次郎助(芦屋雁之助)。元盗賊で、お順の父親だった。
その次郎助の元に、半平(中田浩二)という昔の仲間がやって来る。
半平は、京に住む白峰のお頭の隠居金七百両という荷物を持っていた。
半平は、次郎助に金を預かってくれと頼む。
盗賊の隠居金は、最後の盗みで作るのが仁義。しかし、白峰の頭は、自分だけ密かに金をためていたのだ。
次郎助は預かった金を鬼子母神の本殿の床下に埋めることに。
数日後、与市(小野武彦)という盗賊が、次郎助の前に現れ隠居金を出すよう迫る。
次郎助は店を閉め、お順には知り合いのところに身を隠すよう告げる。
そんな事情を知らない辰蔵は、相変わらずお順にぞっこん。笹屋から出てきたお順の後をつける。
人気のない道で、お順が与市とその手下に連れ去られる。
与市は笹屋に戻り「娘の命が惜しければ、金のありかを言え」と脅すが…。
Ⓒ松竹
- <出演者>
- 長谷川平蔵:中村吉右衛門
- 長谷川久栄:多岐川裕美
- 辰蔵:長尾豪二郎
- 酒井祐助:勝野洋
- 山田市太郎:三ツ矢真之
- 竹内孫四郎:中村吉三郎
- 山崎国之進:中村吉次
- 堀切の次郎助:芦屋雁之助
- お順:浅野愛子
- 阿部弥太郎:坂詰貴之
- ナレーター:中西龍
- ほか
- <スタッフ>
- 原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
- 企画:市川久夫、鈴木哲夫
- プロデューサー:能村庸一、佐生哲雄
- 音楽:津島利章
- 脚本:安倍徹郎
- 監督:小野田嘉幹
- 制作:フジテレビ/松竹株式会社
- 制作協力:京都映画株式会社
中村吉右衛門の当たり役として、平成元年から平成10年までの10年間で133本放送し好評を得てきた『鬼平犯科帳』。今回は第3シリーズをお届けする。
いつの世にも悪は絶えない。徳川幕府は火付盗賊改方という特別警察を設けていた。凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まる為である。
独自の機動性を与えられたこの火付盗賊改方の長官こそ長谷川平蔵。人呼んで鬼の平蔵である。
その平蔵の活躍を描いた人気時代劇!
(全18話)