『みんなでSDGs』

日本の伝統話芸、落語。
女性の噺家は全体の約3％で、まだまだ男社会だ。
その落語界で起きている変化など、現役で活躍する女性落語家の蝶花楼桃花さんに伺った。
初めは師匠や演芸ファンにも冷たい反応をされたものの、近年変わってきている感覚はあると言う。
そもそも古典落語は男性視点で描かれているので女性が演じると違和感があると言われている。
しかし女性からの視点で言葉尻や仕草をほんの少し変えることでよりリアルに演じることができるのだ。
そして蝶花楼さんが挑戦しているのが「桃組」公演だ。
舞台に出るのは全員女性。
回を重ねるごとにお客さんが増え、女性もたくさん来てくれたことで女性落語家を受け入れてもらえた気がしたと話す。
男性対女性の構図ではなく、女性落語家という存在が普通になるように。
逆境もポジティブに捉えて挑戦することが大切だ。