『みんなでSDGs』

気候変動や自然災害の影響で農作物の被害が拡大、特に果物は影響を受けやすいと言われている。年間およそ20〜30万tが出荷されず、その多くが廃棄されている。横浜のブランド梨、浜なしもそんな廃棄が多い果物の一つ。果汁が多く、甘くて人気だが気候変動の影響で出やすい”みつ症”などの影響で流通が少なく、幻の梨と呼ばれている。農家が大切においしく育てたのに販売できない、廃棄予定の浜なしを活用したいとある企業が商品開発に取り組んで生まれたのが果汁を利用した缶チューハイ。果物のフードロス削減に貢献する取り組みだ。さらに1本販売されるごとに1円が農家の支援に寄付される仕組みにもなっている。手に取る人も手軽に社会貢献できるため、考えるきっかけになればと開発担当者は話す。食品ロス削減に取り組む企業を調べてみるのもアクションの一つだ。