＜名作ドラマアワー＞『101回目のプロポーズ』

　弟の純平（江口洋介）にけしかけられ、達郎（武田鉄矢）は、電話で薫（浅野温子）にデートの申し込みをした。するとＯＫの返事。舞い上がる達郎。デートの日。達郎は薫を待っている。すると子供を連れた薫がやってきた。ピアノ教室の教え子の裕太（山崎裕太）だ。この日、ピアノの発表会があったが、裕太の両親は離婚問題でもめていて、二人とも来なかった。その裕太を薫が連れてきたのだ。三人は遊園地へ行く。せっかくのデートだというのに裕太が邪魔な達郎。そのあと三人はデパートのレストランへ行く。ところが裕太はおもちゃ売り場で万引きをして…。

100回目のお見合いで出会った、死んだ婚約者を忘れられない薫（浅野温子）に、フラれてもフラれてもアタックするサエない中年男・達郎（武田鉄矢）の、涙と笑いの恋愛を描いたラブストーリー。
建築会社の万年係長・星野達郎（武田鉄矢）は、真面目が取柄の中年サラリーマン。一見カッコ良いが実はアニメオタクの弟・純平（江口洋介）と暮らしている。99回の見合いで断られ続け、すっかり自信を失っている達郎に100回目の見合い話が舞い込む。相手はチェロ奏者の矢吹薫（浅野温子）。そんな彼女に当然のように断られた達郎だが、どうしても諦めきれずに、猛烈なアタックを開始した。始めは戸惑っていた薫だが、達郎の純粋な心に触れ、次第に心を開いていく…。（全12話）