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2022年10月25日(火) 18:35~19:30
<時代劇>『斬り捨て御免! 第3シリーズ』
2022年10月25日(火) 18:35~19:30
第22話「今あかす翁の御前の正体」(最終話)
毎週(火) 18:35~19:30
翁の御前の正体をつかみ、倒すべく花房出雲(中村吉右衛門)は、大助(長門勇)、与四郎(伊庭剛)らとともに大阪にやってきた。そして秘かに翁の御前のアジトをつかむべく、内偵に入っていた。出雲たちが世話になっている商人井筒屋(堀内一市)から、翁一味とみられる大阪の商人たちが大阪城の中で密会をしているという情報をえる。出雲、めざす翁の御前は大阪城のどこかにいると確信を深める。町の様子を偵察していた与四郎が帰りつくやいなや、出雲に小蝶(金沢碧)が大阪に来ていることを告げる。困惑した出雲をみた井筒屋、気をきかせて小蝶をひきとりにいき、無事出雲に会わせてやる。
そのころ大阪城に一人の武士が訪ねてきた。かつて島原の乱において名をはせた軍師森宗意軒の子孫森軍兵衛(森次晃嗣)。軍兵衛、大阪城の地図を前にして出雲たちの襲撃してくる地点を指した。夜陰に乗じて黒装束の出雲達、秘かに大阪城に入り込むことに成功する。突然、軍兵衛指揮の下で待ちうけていた敵に攻撃をくらう。出雲、やっとのことで大阪城から脱出を計る。出雲、兵法抜群の男、軍兵衛が敵にいる限り、まともな方法では無理と判断する。そこで出雲は、大助、与四郎らを井筒屋の世話で役者らと共に旅役者一座として、城内に入り込ませた。軍兵衛はそんな事は百も承知で迎え入れるが、その中に出雲の姿がない事が気がかりであった。一方、出雲は奇襲作戦で空からハングライダーをつかって大阪城内に入り込む。そしてあの翁の御前を倒すべく捜し求めた。果して翁の御前を倒すことができるか!!
- <出演者>
- 花房出雲:中村吉右衛門
- 関大助:長門勇
- 平野与四郎:伊庭剛
- 井筒屋:堀内一市
- 小蝶:金沢碧
- 森軍兵衛:森次晃嗣
- <スタッフ>
- 原作:島田一男
このドラマの舞台は、文化文政期の江戸市中899か所に設けられた武家番所の一つ「三十六番所」である。この「三十六番所」とは、幕府の秘密ルートを通して「広く江戸市全体、ひいては徳川治世の社会全般に関する秩序と安寧をはかれ」との特命を受け、管轄を超えての捜査活動や、悪の確認が得られれば「斬り捨て御免!」の特権が与えられた特殊な番所のことである。武家番所の一つ「三十六番所」の最高責任者・花房出雲とその配下が悪の正体を暴く!シリーズ第3弾!(全22話)