2020年9月28日(月) 08:55~10:00

<時代劇名作選>『斬り捨て御免! 第2シリーズ』

次回の放送予定

2020年9月28日(月) 08:55~10:00
第19話「すすり泣く尼寺」

毎週(月)~(金) 08:55~10:00

 小料理屋千扇の女将・はつね(岩井友見)を訪ねて妙春尼と名乗る尼僧がやって来た。ちょうど留守をしていたはつねは、伝言に従って門前町の常泉寺を訪ねるが、そこは荒寺で人っ子一人居ない。静まり返る本堂に足を踏み入れた時、凄まじい稲妻が走り、はつねは気を失うのであった。それから数刻して、物に取りつかれたような放心状態で戻ってきたはつねは、出雲(中村吉右衛門)を前に自分は妙春尼だと名乗り、おのれの悲願を告げるのであった―

 一年前、妙春尼たちの住む寺は盗賊たちに押し入られ四人の尼が凌辱を受けたという。主犯は長柄九十郎(寺田農)という首切り役人で、かつて妙春尼の夫だった男である。そのあまりの残忍ぶりに耐え切れず妙春尼は仏門に入ったのだが、執念深い長柄はついに居所をつきとめかつての妻を惨殺し怨みに燃える尼たちの怨念は、はつねの口を借りて仇討を出雲に頼むのであった。

 霊たちの告白通り、長柄の非道ぶりは目に余るものがあり、新刀の切り味を試みと言っては行きずりの町人を斬殺し、感情のおもむくまま呪われた剣を振るっていた。大助(長門勇)らの調べによると、霊の言葉はすべて事実で常泉寺本堂の床下からは四人の尼の白骨死体が発見された。非道の限りをつくす一匹の殺人鬼の仕業であった。恨みを残して死んだ女たちの怨念を晴らすため出雲の正義の剣が舞う…。

出演者・スタッフ

<出演者>
花房出雲:中村吉右衛門
関大助:長門勇
宇部伝十郎:川崎公明
はつね:岩井友見
長柄九十郎:寺田農
大沢数馬:市川百々丸
おこま:中條郷子
蔵三:田中弘史
<スタッフ>
原作:島田一男
監督:南野梅雄
脚本:和久正明

番組概要

 このドラマの舞台は、文化文政期の江戸市中899か所に設けられた武家番所の一つ「三十六番所」である。この「三十六番所」とは、幕府の秘密ルートを通して「広く江戸市全体、ひいては徳川治世の社会全般に関する秩序と安寧をはかれ」との特命を受け、管轄を超えての捜査活動や、悪の確認が得られれば「斬り捨て御免!」の特権が与えられた特殊な番所のことである。武家番所の一つ「三十六番所」の最高責任者・花房出雲とその配下が悪の正体を暴く!シリーズ第2弾!(全25話)

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